動きやすさを追求しています。
宮城県仙台市青葉区の整体で理学療法士が筋膜調整を行うルーツの櫻井です。
筋膜リリースはテレビや書籍などで取り上げられて、徐々に一般の方にも知られてきています。
英語ではMyofascial Releaseです。Myo(マイオ)は筋、fascia(ファッシャ)が膜ということで筋膜ですね。
実は筋だけでなく、全身の膜の組織(ファッシャ)に対して施術しているのですが、混乱してしまうと思うので筋膜リリースという言葉を使っています。
筋膜リリースで筋膜がどんな風に変化するのか研究がありましたのでご紹介します!
今回ご紹介する研究をなされた勝又先生から論文を送っていただきました!
ありがとうございます!
筋膜リリースで組織の滑走性が変わる
滑走性というのはスライド(動く範囲)する範囲です。
筋膜リリースで滑走する範囲が広がるということなのです!
結論として報告されています。
この手技は、関節の動きと筋肉の収縮中に筋膜の滑走能力を回復するのに役立つ可能性がある。
さらに、筋膜リリースによる身体機能および筋膜の特性の変化は4日後にも有意に変化が起こっていることも示唆された。引用元: Ultrasonographic Changes in Fascial Properties over Time after Myofascial Release
筋膜リリースで筋膜の滑走できる範囲が変わります!
筋膜の機能が改善すると何が起こる?
筋膜リリースで筋膜の滑走性が改善されるとなにが変わるのでしょうか?
効果としては筋肉の硬さも柔らかくなり、関節を動かせる範囲も広がります。そして筋力の改善にも役に立つ可能性もあります。
少し詳しく研究を見ていきましょう。
研究の目的:介入前後と4日後の身体機能の変化に加え、超音波画像診断装置を用いて筋膜の移動距離と筋硬度を観察し、筋膜リリースの筋筋膜への影響を明らかにすること。
方法:健常成人51名(男性24名、女性27名)を3つのグループに振り分けた。
- 筋膜リリースを行うグループ
- ストレッチを行うグループ
- 何も行わずに検査だけのグループ
測定項目は4つ
- 足首を返す角度
- つま先立ちをするような足首を伸ばす筋力
- 表層および深層にある筋膜の移動距離
- 筋硬度(硬さ)
各項目を介入前と介入後、4日後の3回測定した.
<結果>
全ての項目において筋膜リリースのグループは介入前と比較して介入後と4日後に有意な変化を認めた。
4日後の足首を返す角度と筋膜の移動距離、筋硬度で、ストレッチグループよりも筋膜リリースの方が変化が大きい傾向あるいは有意な変化を認めた。
まとめ
筋膜リリースは筋膜の滑走性を改善します。
手ごたえ的にはツルツルと滑るようになっていきます。
すると、筋肉の硬さも柔らかく弾力が出てきます。
関節も広く動き、筋肉に力も入れやすくなってお身体がみるみる変わっていきますよ!
痛みや症状を抱える場合は、筋膜の滑走性を改善し、身体を動かしやすくなっているうちに筋力トレーニングを併用することでお身体の状態をもっと良くしていくことができます。
ストレッチよりも組織の変化が持続する技術!
より長持ちする手技で施術を受けてもらいたいと思います!
筋膜リリースで筋膜の状態を改善してお身体を整えていきましょう!
筋膜リリースを受けていただいた方の症例報告
あなたのお悩みの症状に近いブログがありましたら参考になさってください!
骨切り手術歴のある股関節の痛みやこわばり感に筋膜リリースした結果
=====================
Physical management Lab.Rootsは仙台の整体で筋膜を施術するルーツです!
仙台で理学療法士が筋膜に施術を行う整体ルーツのご紹介です!
↓↓↓メールでのご予約・無料相談↓↓↓
- 自分の症状に筋膜調整が合うか知りたい
- 同じ診断名の方に筋膜調整を行った経過を知りたい
- 他の治療と並行して行っていいのか知りたい
迷っていたらまずはお気軽にご相談ください!
*数日経っても返信メールが届かない場合はLINEやお電話など別な方法でご連絡をお願い致します。
LINEからもお待ちしております!