仙台の整体でギプス固定後に痛みが残るときに筋膜リリースを行うルーツ
動きやすさを追求しています。

宮城県仙台市青葉区の整体で理学療法士が筋膜調整を行うルーツの櫻井です。

骨折、捻挫などでギプスをされたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ルーツでは怪我をされて病院で診てもらって骨折は治ったけど痛みが続くとか、

捻挫で組織は治っている時期でも痛みが続いてしまうなどでお困りの方のご相談も受けることがあります。

組織が治るとギプスが外され、病院のレントゲンでは治っているから大丈夫と言われる。

でも痛むってどういうこと?

って不安にもなりますよね。

症状が出ている原因はレントゲンに写らない場所にもあるということです。

その理由の一つ、ギプス固定した後に身体はどういった反応を見せるのかを研究された論文がありましたので、ご紹介します。

怪我をしてギプス固定後も症状が続いている方には是非読んでいただきたいと思います。

ギプス固定後は痛みを感じやすくなってしまう

結論:健康なボランティアの肘から先の手関節まで固定して4週間過ごした後は、ギプス除去直後だけでなく28日後でも痛みを感じやすくなっていた。
さらにギプス除去時に、30人中27人の被験者が関節の動きに痛みを感じていた。

<参考文献>
Terkelsen AJ1, Bach FW, Jensen TS.Experimental forearm immobilization in humans induces cold and mechanical hyperalgesia.Anesthesiology. 2008 Aug;109(2):297-307.

健康でなにも問題の無い人でも、ギプスを外したときに90%の人が痛みを感じていました。

そして28日後も痛みを感じやすくなってしまっているのです。

その後、何日くらいで戻るのかは研究されていないのでわかりませんが、もしかしたらしばらく続いている可能性もあります。

怪我した後にギプスを外すとなったら、なおさら症状が出やすくなってしまうと思いませんか?

ギプス除去後に適切なリハビリを受けられなかった方がルーツにお越しいただいていると感じています。

少し詳しく論文をみていきます。

研究の目的:健常人の部位別の感覚および自律神経機能に対する前腕固定化の影響について検討しています。

健康なボランティアを集めて2つのグループに分けて研究しています。
➀30人の肘から先で手関節まで固定するグループ
➁15人の固定を行わないグループ

熱の温度の感覚、圧迫の感覚、皮膚温度、および血管収縮反応を検査。

固定の前とギプス除去後0日、3日、28日後に測定。

ギプス除去時に、27人の被験者が関節の動きに痛みを感じた。

皮膚をつまんだ時の圧力値で感覚を測っているが、固定を外した直後だけでなく28日後も痛みを感じやすい状態であった。

固定した手の皮膚はギプス除去後3日間は冷たい刺激に過敏さが起こり、皮膚の温度も同様に差があった。

熱の検出、熱痛、ただ押すような圧痛閾値、安静時の皮膚の血流には影響を及ぼさなかった。ということです。

健康な身体を固定するだけでも痛みを感じやすくなってしまいますし、28日経っても治っていないということなのです。

ギプス固定をしたあとに起こる過敏さに対して適切なリハビリが必要です。

症状が続く場合はケアをすべき部分になります。

ではなぜ過敏さが起こってくるのでしょうか?

ギプス固定と痛みを抑える脳の機能低下

患部とは離れた脳のお話もしていきます。

ヒトの身体は怪我をした場所だけ、関節だけ、筋膜だけ、神経だけでは活動していません。

それぞれの要素が影響し合って、全身が協調して活動をしています。

そのため、症状のある場所だけを治療しても上手く行かない場面に遭遇します。

ギプス固定した後に脳は痛みや症状とどのように関係しているのでしょうか。

<参考文献>
Morioka S, Nobusako S, et al.: Neurorehabilitation of Chronic Pain: Relationships among Pain, Motion, and Perception. Int J Phys Med Rehabil. 2013; 1: 132. doi: 10.4172/jpmr.1000132

ギプスの使用で患部を動かさない期間が長くなる。

動かさないので脳に感覚情報が伝わらなくなり、同時に運動の指令(力が出にくい)も減ってしまう。

ギプス固定をして使われなくなった脳の感覚を受け取る場所(感覚野)は、他の身体をよく使う場所に侵略されていってしまうことがあります。

そうすると脳で痛みを抑えてくれる機能の一つ、下降性疼痛抑制が機能しにくくなってしまいます。

さらに機能が破綻していくとCRPS(複合性局所疼痛症候群)と言われる重度で長期間持続するような慢性の神経障害性の痛みになっていくことが多いと感じています。

痛みが出るだけでなく、固定した場所の感覚野が狭まって、力が入りにくくなると不具合も色々と出てきますよね。

こういった脳の機能も、健康な人がギプス固定をした後でも痛みを感じたり、感じやすくなってしまう理由の一つと考えています。

もちろんリハビリも考慮して行ってもらう必要があります。

次にギプス固定や怪我をした場所で起こる変化をお伝えします。

ギプス固定のあとは筋膜も硬くなる

筋膜が硬くなるのはどんな場合かは下記の通りです。

  • ギプス固定や過度の安静(動かせない時期)
  • 一般的には悪い姿勢・同じ動作を何度も繰り返す(使いすぎ)
  • 怪我をした周りの筋膜(炎症反応)
  • 交感神経系の活性化(サイトカインTGF-β1という物質・pH値の低下)

組織に十分な酸素や栄養などの交換がなんらかの時期に行いにくくなっている場合に起こりやすくなります。

では、怪我の後に筋膜が硬くなったらどんなことが起こるのかお伝えしていきます。

硬くなった筋膜が長期間に渡って症状を引き起こしていた

ケガなどで、炎症の回復過程で筋膜が硬くなってしまうと言われています。

それは勝手には治りにくいようです。

捻挫後に症状が残っている25名を例に挙げてみます。

結論:足関節捻挫後に症状が残る25名(平均2.7年)の足関節支帯に焦点を当てた治療は、痛み、日常生活や重作業、およびバランスの安定性を改善する可能性があると考察されています。

その筋膜治療の効果は6か月の期間全体的に維持されたことも報告されています。

<参考文献>
Stecco, A., et al. RMI study and clinical correlations of ankle retinacula damage and outcomes of ankle sprain. Surg Radiol Anat 2011.33(10): 881-890.

足関節の捻挫後のコンディショニングで詳しくお伝えしています。

このように捻挫後の足首周りの膜組織が硬くなってしまうことで、長期間症状を引きずってしまっている可能性のある場合もあります。

私も捻挫でギプス固定をした経験がある

2週間でしたがギプスをしていて外したときは足を着くと、フワフワと感覚がおかしくなっていました。

感覚野がすでに変化していたのでしょうか。

その後、筋力もひとりでには戻らずリハビリが必要でしたね。

違和感も捻挫10年後の筋膜調整でだいぶ楽になりました!

十分なリハビリが行われないと治りにくいので、ちゃんとした治療を受けて下さい。

スポーツをされる方などは、競技復帰しにくい状態にもなってしまいます。

捻挫でダメージを受けた組織への治療に加えて、スポーツに合った運動を行って復帰を行うことをオススメします。

スポーツをされない方であっても捻挫でダメージを受けた組織への治療に加えて、足首の機能を整える運動を行って治療を終了されることをオススメします。

まとめ

ギプス固定後に後遺症が残っているあなたに知ってほしい3つのこと

  • 痛みを抑えてくれる脳の機能も低下(健康な人でも痛みを感じやすくなる)
  • 固定した場所の筋膜も硬くなる
  • 患部と脳の機能を意識したリハビリを受けるべき

怪我をしてしまったとしても、痛みの慢性化を予防することが大切になります。

組織が治ったら症状もほとんど取れていれば理想的ですよね。

そのためには、ギプスを付けている時期から積極的に感覚入力や許可された範囲の運動を行うこと。

怪我の回復過程を考慮して炎症が起こった場所の組織の機能を戻すこと。

それでも症状が残ってしまっていたら、患部以外の場所からの影響にも目を向ける必要があります。

ギプスやサポーターでの固定後に症状が残ってしまってお困りでしたら、長期間が経ってしまっている方でもお早めにご相談ください。

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アキレス腱断裂で手術後の不調に筋膜調整した結果です。ギプス固定も手術もしているので、筋膜は硬くなっています。
効果には個人差がありますが、長く歩くのもやっとだったのが30日でこんなに変わることができて喜んでいただきました!

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