動きやすさを追求しています。
宮城県仙台市青葉区の整体で理学療法士が筋膜調整を行うルーツの櫻井です。
片頭痛にはトリプタンなど薬剤による管理が勧められています。
専門の病院でまずは適切な診断を受けお薬による治療をされることが望ましいと思います。
片頭痛は本来、反復性に起こりますが、緊張型頭痛の要素が加わることで、頭痛を感じる頻度も増えてしまうことがあります。
このように頭痛が悪化してしまう方の身体にはどんなことが起こっていると思いますか?
今回は身体の動きの視点からお伝えしていきます。
お伝えしていくような身体的な特徴を改善して、スッキリして行きたいですね!
片頭痛のある人は首を動かせる範囲が狭まっている
片頭痛のある女性は、頭痛のない女性よりも上頸部の可動範囲が狭まっていた。
1か月で15日以上続く慢性的な片頭痛のある女性は、頭痛のない女性と比較した場合、全体的な頸部の可動域の低下がみられた。
可動性の低下は片頭痛の頻度と身体障害に関連した首の痛みに影響を与えた。引用元: Reduced “flexion rotation test” in women with chronic and episodic migraine.
2019年の論文の結論としては片頭痛のある女性は片頭痛の無い女性よりも首を動かせる範囲が狭まっているということです。
少し詳しくみていきましょう。
片頭痛の頻度で呼び名が定義されています。
- 慢性片頭痛:月に15日以上
- 反復性片頭痛:月に0-14日以内
この研究は女性を対象に行われ3つのグループに分けて検証しています。
- 慢性片頭痛の患者さん25人
- 反復性片頭痛の患者さん30人
- 頭痛のない方30人
首を曲げる+捻る動きがどれくらい大きくできるかをみています。
また首を曲げ伸ばし、横に倒す、左右に捻る動きも検査しています。
結果は片頭痛のある女性は、頭痛のない女性よりも首を曲げる+捻る動きの可動範囲が狭まっていました。
さらに、慢性片頭痛の患者さんは頭痛のない患者さんと比べて、曲げたり、反らしたり、横に倒す、左右を向くように捻る動きなど全体での動きが狭まっていたようです。
こういった首の可動性の低下は片頭痛の頻度と身体障害に関連した首の痛みに影響を与えたということが分かりました。
片頭痛の頻度を抑えるためにできる筋膜リリース
トリプタンなどのお薬を使っているけれども、頭痛が頻繁に出てしまうという方のご相談を受けることがあります。
首の動きを見せてもらうと、やっぱり硬い…ということはよくあります。
片側の頭痛などを抱えている方は、左右で動きの差もみられます。
そして頭痛がかなりの頻度で出てしまうあなたはおそらくストレッチなどではあまり伸びた実感少ないほどガチガチになっているのではないでしょうか?
頭から首、肩などあっちこっち硬くなっていると、時間をかけないとなかなか緩みにくいことがあります。
頭の部分はストレッチなどを行いにくいので柔らかくするのも大変だったりします。
そこで、ルーツでは頭部につながる筋膜を緩めて、動きやすいお身体を作っていきます。
首の可動性がグッと拡大していくと筋肉が硬くなることから起こる緊張型頭痛の軽減や、片頭痛の頻度が高まるような危険因子を取り除いていきます。
片頭痛のお薬の頻度を筋膜リリースで減らすことも可能という論文が出ていました。
まずはお薬を使う頻度を抑えて、その上で症状が出にくいお身体を作っていきましょう。
片頭痛にお悩みならご相談ください!
片頭痛や緊張型頭痛に関するブログは他にもありますので、ご覧ください!
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