あごのお悩みは食事やあくびなどちょっとした時に痛みが出て、なんだか嫌な気分になってしまいますよね。
ゴリゴリ音がして、開きにくい…
困った顎関節症。
顎関節症と診断されても、良くてパンフレットを受け取って終わりなんてことはありませんか?
歯を削ったり、手術をすぐに進められることもあるかもしれません。
手術をして削ってしまうと後戻りできません。
基本的にまずは手術を行わずに治療することが勧められています。
では、実際にどんなことをするのでしょうか?
効果はどうなんだろうか?と気になると思いますので、お伝えしていきます!
理学療法は顎関節症の症状に有効
理学療法を受けた顎関節症患者さんは、理学療法を受けなかった患者さんよりも平均の痛みおよび最もひどい痛み、ならびに最大開口範囲が大幅に改善された。
引用元: Using physical therapy to treat temporomandibular disorders. A cohort study
理学療法による介入は、電気や物理療法、運動、および徒手療法の技術を含むものです。
通常の治療に加えて理学療法の有無で結果を調べています。
顎関節症患者さんの内、2つのグループで比較しています。
- 228人の理学療法を受けたグループ
- 78人の理学療法を受けなかったグループ
理学療法を受けた顎関節症患者さんは、理学療法を受けなかった患者さんよりも平均の痛みおよび最もひどい痛み、ならびに最大開口範囲が大幅に改善されたということでした。
顎関節症の痛みを軽減するために効果的な治療法として理学療法を支持しています。
理学療法は健康に対する危険性が低いため、手術などの他の治療法に対して安価で非侵襲的な代替手段となりますということでした。
手術などの削ると元に戻れない治療の前にパンフレットくらいのリハビリではなく、しっかりとしたリハビリを受けられることをお勧めします。
首の関節調整や首の筋肉に対するエクササイズも顎関節症に有効
顎関節症の女性は、何も治療を受けないグループと比較して、上位頸椎を対象とした5週間の治療を受けたグループでは口腔顔面痛および頭痛の有意な減少を報告した。
なにも治療を受けていない患者さんグループよりも、頚部の関節調整とエクササイズを5週間実施したグループでは痛みや頭痛が減少していたということです。
介入なしの場合と比較した場合、上頸部領域の動員および頭頸部屈筋運動が顎顔面痛、咀嚼筋の下顎機能および圧痛閾値(PPT)を低下させ、頭痛への影響を低下させたかどうかを明らかにする。
顎関節症の61人の女性が2つのグループに分けられました。
- 頚椎の関節を動かすことと、首の前側の筋肉をエクササイズするグループ
- なにも行わずに経過を観察するグループ
首の関節を動かすグループは週2回5週間にわたって治療を受けた。
結果は治療を受けたグループで、口腔顔面痛(現在の痛み、痛みが少ない時の程度、痛みがひどい時の程度)と頭痛の影響および顎関節機能の両方において有意な改善を示したということでした。
あごの症状でお悩みなら手術や歯を削る前にまずリハビリを受けよう
このように理学療法を受けると痛みや口の開き具合も改善するという報告があります!
アメリカではこういったリハビリが行われています。
日本では自費のリハビリでしか受けることができませんが、危険性の高い手術や歯を削るなどの治療の前には理学療法を受けてもらうことをお勧めします。
ルーツでは筋肉・筋膜・関節をターゲットに施術を行っていきます!
パンフレットだけではできないリハビリの効果が論文で証明されていますので、まずはお気軽にご相談ください!
顎関節について他に詳しく書いたブログがありますので、ご覧ください。
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