膝の痛みに対するインソールの効果
病院勤務時代に変形性膝関節症のインソールの効果についてチームの一員として参加し、第52回日本理学療法学術大会で発表されました。

今回はそんなインソールの効果についてお伝えします!

インソール(中敷き)って膝の痛みに効くの?

って気になるところではないでしょうか。

効果が証明されていることについてお伝えしていきます。

中敷きを使用しようと考えているあなたの参考になればと思います!

インソール(中敷き)で効果があるのはこんな膝の痛み

今回ご紹介する膝の痛みは2種類です。

  • 前側の痛み
  • 内側の痛み

膝の前側の痛みは膝蓋大腿関節という膝のお皿の下にある関節の痛みです。

膝の内側の痛みは変形性膝関節症の痛みです。

この2つについてお伝えしていきます!

膝の前側の痛み(お皿の部分)

膝の前側にある、膝蓋大腿関節痛について世界の専門家41人が集まって会議をした中でもインソールの効果を伝えられています。

膝蓋大腿痛を伴う成人の疼痛を短期および中期的に軽減するために、複合的な介入が推奨される。
管理プログラムとしての複合的な介入は、運動療法に加えて以下のうちの1つを組み込んでいる:インソール、膝蓋骨テーピングまたは徒手療法。
インソールは短期的に痛みを軽減するために推奨される。

短期~中期的には、運動による治療と平行してインソールの使用は勧められています!

短期的にもインソールは痛みを減らすために推奨されています!

中敷き一つで痛みが抑えられるなら楽ですよね!

膝の前側の痛みにはどんな中敷きが良いか

どんなタイプのインソールを選べばいいか気になるところだと思います!

足の形に合わせたインソールと平らなインソールで比較した研究がありました!

膝蓋大腿骨関節炎の人では、足の形に合わせたインソールの即時的に痛みを軽減する効果は、フラットなインソールと同等だった。

なんと、靴だけ履くよりも、どちらのタイプのインソールも同じくらい痛みが減るようです!

足の形に合わせたインソールと平らなインソールとの間には、痛みの重症度、パフォーマンスのしやすさ、または膝の安定性に関して有意な差は見られなかった。
足の形に合わせたインソールは、平らな中敷および靴単独よりも快適性が劣っていた。

足の形に合わせたインソールは快適性が劣ってしまうようです!

パフォーマンスも、膝の安定性も変わりなかったということですので、あまり突き上げすぎるほどの矯正は必要ないということかもしれません。

まとめます。

  • 膝の前側の痛みはインソールが有効
  • 足の形に合わせたインソールも平らなインソールもどちらも痛みに効果あり
  • ただし足の形に合わせたインソールは平らなものよりも不快

ということです。

快適なものを選びたいですね!

変形性膝関節症による膝の内側の痛み

イギリスの変形性膝関節症の治療ガイドラインでもインソールの使用を考慮すべきと言われています。

生体力学的な関節痛または不安定性のある変形性関節症を有する人々は、中核的治療の補助として支柱装具/関節サポーター/インソールの使用を治療の補助として考慮すべきです。

インソールを使うときにはウォーキングシューズのような動きやすいシューズに使うのがオススメ!

ニュートラルインソールと外側ウェッジインソールの両方が、ウォーキングシューズと共に使用された場合に、変形性膝関節症の管理に有益であり得ることを示唆している。
外側ウェッジインソールでは6分間の歩行試験による疼痛変化の早期改善と関連していた。

痛みやこわばり感にも良いようです!

さらに。外側を持ち上げるタイプのインソールは6分間の歩行試験で検討された結果、ニュートラルなインソールよりも効果が得られるのが早いそうです!

考慮したいところです!

長期的には効果が薄れてしまう可能性もある

外側ウェッジインソールを使用しても大きなまたは長期的な有益な効果がないことを示唆しています。

長期的な効果は望めない可能性があります。

大きな効果が望めない場合もあります。

インソールですべて解決!というわけではないようです。

膝の痛みの原因が太ももとか、膝よりも上にあったら問題の無い足に何か行っても全部は変わりませんよね。

しかし、治療のプラスアルファとして使用しながら、早期に痛みを取って行くためにケアを行うということは大切だと思います!

どんな人が効きやすいの?

外側ウェッジインソール着用の運動学的および運動学的効果は、Kellgren-LawrenceグレードIおよびIIの変形性膝関節症において有効であった。
この結果は、早期および軽度の変形性膝関節症の患者に対して、外側ウェッジインソールの使用を推奨することを支持している。

外側ウェッジという外側が少しだけ持ち上がっているインソールの着用での効果が発表されています。

運動学的および運動学的な効果は、変形性膝関節症の初期段階の患者さんで有効だったということでした!

膝の変形が進んで重度になっていくと矯正が難しくなりそうです。

膝にかかる負荷を変えるために矯正するなら早期が良いようです!

痛みを何年も我慢して変形を進ませる前に対処した方が良いということですね!

まとめると、

  • 変形性膝関節症にインソールを使うことは考慮されていい
  • ウォーキングシューズと一緒に使うといいかも
  • 特に初期の方が効きやすいかもしれない
  • 短期的に効果が得られやすいので他の治療と平行して良くする方がいい
  • インソールだけですべて解決するわけではない

経験から言えること

インソールを使うだけで魔法のように痛みが取れた人もいれば、

一方で、全然効果の得られなかった方もいらっしゃいます。

症状に変化がある方は、『足からの影響がどのくらい膝の痛みに関係しているか』

が決め手となると考えます。

インソールを試してもらうと良さそうですね!

足からの影響が少なければ他の場所に介入を行えばいいということですからね。

この記事が、あなたの症状に合ったインソールや、状態に応じたケアを受けられるヒントになってもらえれば幸いです。

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