動きやすさを追求しています。
宮城県仙台市青葉区の整体で理学療法士が筋膜リリースを行うルーツの櫻井です。
今回は膝下のすねの周りの痛みのシンスプリントについてお伝えしていきたいと思います!
運動される方に多い怪我の一つです。
運動をし始めた方、走りすぎる方などオーバーユースが原因と言われることもあります。
安静にして治ったと思ったら、またすぐに痛くなったとか、治らないこともある怪我です。
そんなシンスプリントについて、どんな方がなりやすいかを知って予防しましょう!
もうすでに痛みのある方はスムーズに復帰できるように再発予防も考えて対処しておきましょう!
シンスプリントになりやすい方はこんな特徴
女性、肥満、higher navicular drop、ランニング障害の既往、股関節屈曲位で大きな股関節外旋可動域がシンスプリント進行の危険因子であった。
2017年の研究では上記のような結果になっています。
女性ではオッズ比2.35倍
navicular dropは扁平足のように立った時に内側のアーチが低下していくことです。
過去にランニングで怪我をしたことがある方も注意が必要です。(オッズ比2.18倍)
股関節を外側に捻る動きが広すぎるのも、すねの内側が痛くなることと関係しているということでした。
次はプロではない運動選手で調べています。
ほとんどのシンスプリントの怪我は60時間の運動の後に引き起こされ、男と女の間で違いはなかった。
シンスプリントの運動選手では左右のnavicular drop testに差があった。
Qアングル、アキレス腱アングル、脛骨角、左右の膝の間の隙間の距離には差に関連はなかった。
*navicular drop test:立った時にアーチがどれくらい下がるか
*Qアングル:膝のお皿の位置関係
*アキレス腱アングル:アキレス腱の傾き
結論:月に60時間以上、身体を動かすまたはトレーニングを行うとシンスプリントの発生が増えていた。
扁平足のようにアーチが低下することはシンスプリントと関係が見られた。
しかし、足の姿勢とシンスプリントとの間に有意な関係はなかった。
運動量が多い方は注意が必要ということですね。
それから立った時に扁平足のようにアーチがつぶれてしまう方も注意しましょう!
足首と股関節の柔軟性も関係している
トレーニングによるシンスプリントを予防するにはBMIの増加、navicular drop、足関節底屈ROM、股関節外転ROMから介入することが良いことを示唆する
結論:体重が多いことや扁平足のようにアーチが低下する以外では、足首を真っすぐに伸ばせる角度や、股関節を外旋(足を組むように股関節を捻る)する角度が大きいことが関係しているということです。
シンスプリントになる危険因子を取り除くことは、足首や股関節が柔らかすぎると関係するのかもしれません。
シンスプリントを予防するには
シンスプリントを発症しやすい因子をまとめます。
- 女性
- 肥満
- 足の内側アーチが落ちる(扁平足のように)or左右で差がある
- ランニングで怪我をしたことがある
- 股関節を外側に大きく捻ることができる
- 足首を真っすぐ伸ばせる角度が大きい
- 運動量が月に60時間を超える
体重が多い場合は、食事の見直しや自転車やプールなどで負担の少ない運動で有酸素運動を行いましょう。
女性であることや、股関節や足首の可動範囲に関しては生まれつきの部分が大きいので、筋力で保護することになりそうです。
そして足の内側縦アーチに関してはトレーニングを行うと少し改善するようなので、練習してみると良さそうです!
もし、扁平足だったり、扁平足気味だったら、足をサポートしてくれるような中敷きを使って予防されてはいかがでしょうか?
仕事柄運動量が多く、さらにランニングなどで運動を行ってしまうとシンスプリントの発症が増えてしまうかもしれません。
十分にケアしながら過ごしていただくことが望まれます。
怪我をする前や運動のシーズン前に股関節や足首の状態をチェックしてもらうと良さそうですね!
ルーツだからできること
予防には扁平足であれば身体を支えられる足を作る事、体重を減らすこと、足首や股関節が柔らかすぎることが考えられます。
こういった特徴は、怪我が起こってからも残っていることがあります。
安静にしてもなかなか治らない場合や、再発してしまうシンスプリントに対しては足部と股関節の状態をチェックしていく必要があるかもしれません!
身体を支えられる筋力があるか、関節がしっかりと動けるかをみていきます。
さらに患部に負担をかけないように足や膝、股関節などの筋膜もチェックしていくことが必要になることが多くあります!
あなたの状態に合わせてどんなケアをすればいいかは痛みの原因を確認した上で、個別に説明いたします!
また、アーチを持ち上げるような中敷きの使用も場合によっては検討するといいかもしれません。ただ単に内側のアーチを支えるもので、親ゆびを反らすような動きを制限してしまうような中敷きは歩いたり、走ったりしている時に邪魔になりますので気を付けましょう。
シンスプリントの治療方針について書かれた論文も記事にしましたので、お困りの方は参考にしてみてください!
病院に行ったけれども湿布や注射、痛み止め、電気、マッサージなどでは効果があまり感じられなくてお困りの方や、症状を改善していきたい方などは、ルーツで筋力、関節が動く範囲を調べ、筋肉や筋膜の状態を確認し調整することや、お身体のケア方法を見直していくことでお役に立てるかもしれません!
お悩みの方はぜひ一度ご相談下さい!
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Physical management Lab.Rootsは仙台の整体で筋膜を施術するルーツです!
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