動きやすさを追求しています。
宮城県仙台市青葉区の整体で筋膜調整を行うルーツの櫻井です。
腰痛と腰の骨の変形の関係については以前書いたブログがありましたが、今回は椎間板と椎間関節の部分についてまとめられた論文をご紹介していきます!
ちなみに腰痛には病院で診てもらうべき危険なサインもありますので、当てはまる方は病院に行かれることをお勧めします!
腰に症状がない人の椎間板と椎間関節に変形などがあるかCTやMRIで特徴を調べた文献を集めた研究
結果:腰に症状が無くても腰の組織に異常が見られる人はたくさんいますということでした!
Brinjikji, W.Luetmer, P. H.Comstock, B.et al.Systematic literature review of imaging features of spinal degeneration in asymptomatic populations 2015
少し詳しく見ていきます。
症状のない人で椎間板変性の有病率は、20歳の37%から80歳では96%に増加。
椎間板膨隆の罹患率は、20歳代の30%から80歳代の84%に増加。
椎間板の突出は、20歳代の29%から80歳代の43%に増加。
環状亀裂の有病率は、20歳代の19%から80歳代の29%に増加。
椎間関節の変性は20歳代で4%、80歳代で83%。
腰椎すべり症は20歳代で3%、80歳代で50%であった。
結論:CTやMRI上の画像所見は症状のない人でも割合が高く、年齢とともに増加している。
多くの画像の特徴は、おそらく正常な老化の一部であり、痛みと関連していない。
これらの画像所見は、患者の臨床状態との関連で解釈されなければならないと筆者は述べていました。
別な論文で以前ブログでもご紹介しましたが、腰部の変形と痛みの関係は仙腸関節についても痛みとは関連がないことが分かっています!
あなたは変形のために痛いんですよと言われていたり、昔の椎間板ヘルニアが悪さしているから症状が治まらないと考えていませんか?
もしかしたら痛みとは関係ない可能性がありますよ!
ルーツでできること
CTやMRIで問題が見つかったとしても症状がない人は沢山いるということが分かっています!
ではどこに腰痛の問題があるのでしょう?
CTやMRIには写らない部分と考えます。
それは筋肉や筋膜、靭帯などの組織であったり、痛みを感じる脳機能の問題です。
身体の筋力が不足したまま動いていると身体を支えきれずに腰周囲に過度の負担が掛かってしまいます。
普段の姿勢で背中を丸めて腰の筋肉や靭帯などの組織をずっとストレッチされた状態になっていませんか?
普段の生活習慣が痛みを作っていることもあります。
筋膜が原因で、身体が硬くなったり、ちょっとした刺激で痛みをすぐに感じてしまうこともあります。
加えて、脳の痛みを抑えてくれる機能が弱まることでもちょっとした刺激で痛みをすぐに感じてしまうこともあります。
このような原因をケアしながら一つずつ解消していくことが大切になります!
昔、椎間板が悪いと言われた、変形しているからですとか言われたということがあって痛みが長く続いている方は本当はもう腰の組織の変形とは関連がないかもしれません!
病院などで電気やマッサージをしてもらったけど良くならないという方は、腰痛の原因がその処置をした部位に無いことも考えられます。
そのようなあなたにこそルーツの施術でお役に立てることがあるかもしれません!
ルーツでは変形があっても痛みを管理できるためにできること行っていきます!
例えば腰椎分離症と診断され2年ほど痛みが続く方のように関節に問題があったとしても痛みなく動作をしっかり行えるように筋肉バランス、筋膜の状態などを整えていきます!
お困りの方はぜひ一度ご相談ください!
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