動きやすさを追求しています。
宮城県仙台市青葉区の整体で理学療法士が筋膜調整を行うルーツです。

今回は変形性股関節症についてのお話です!

どんな症状が出ていたら対処すると進行を予防できる可能性があるのかをお伝えしていきます。

また、股関節以外にも進行に関わる要因があるということが論文になっていましたのでお伝えしていきます。

痛みが強くなる前にケアして行きましょう!

変形性股関節症の方でどんな症状が進行の因子となるか

結論:3年、6年後の変形性股関節症の症状が進行した方で多かった特徴は下記のものでした。

  • 60歳以上の年齢
  • 朝のこわばり
  • 鼠径部/ふとももの痛み
  • 股関節を後ろに伸ばす、内側に動かす範囲が小さくなっている
  • 股関節を後ろに伸ばす、内側に動かすと痛みを伴う
  • BMI30より多いこと
  • 変形性股関節症の進行している状態(Kellgren / Lawrenceグレード2以上)

当てはまる項目がある方は進行していく前に早めにケアされることをお勧めします!

<参考文献>
Lievense AM, Koes BW, Verhaar JA, Bohnen AM, Bierma-Zeinstra SM. Prognosis of hip pain in general practice: a prospective followup study. Arthritis and rheumatism. 2007 Dec 15;57(8):1368-74.

ちょっと詳しくみて行きましょう!

対象:50歳以上の股関節に痛みのある患者。3年と6年後、股関節の痛みの進行を評価した。合計224人の患者が含まれていた。

3年後29人(15%)の患者で変形性股関節症が進行し、23人(12%)が人工股関節置換術を受けた。

6年後45人(28%)の患者で変形性股関節症が進行し、36人(22%)が人工股関節置換術を受けた。

このように変形性股関節症が進行したり、人工関節を受けることになってしまったりします。

手術はできればしたくないというあなたはケアを行っていきましょう!

変形性股関節症で痛みのある方で特に気を付ける必要のある特徴

年齢や関節の形状などは変えられないので、朝のこわばり、関節の動きが小さくなってきた。関節を動かすと痛みが出てきた。BMI30より多いことに当てはまる場合は注意です!

特徴のある方は症状が進行しないように早めに対処すると良いかもしれません!

股関節の痛みを抑えたり、関節の動きを改善したりするには運動を行うことや、理学療法士による手の技術による治療も有効と言われています!

症状を抑えるために、痛み止めや湿布だけではなく、ぜひもう一歩踏み込んだケアをされることをお勧めします!

症状を抑えるための内容はブログにも書いておりますのでご覧ください!

変形性股関節症に有効なケア方法とは

変形性膝関節症の症状をより早く改善するポイント

臼蓋形成不全・先天性股関節脱臼の方をメンテナンス

股関節以外の要素も進行に関わっている可能性

京都大学の先生方が変形性股関節症の進行に関わる因子について研究をされて論文として2017年12月に発表されていました。

変形性股関節症と診断され、経過観察中の患者50名を対象とした研究の結果、股関節の関節可動域制限や筋力低下など股関節自体の問題よりも、立っている時の脊柱の傾きと脊柱の柔軟性低下が重要な要因であることが明らかとなりました。

論文を見てみると、研究開始時にレントゲンを撮り、それから1年後のレントゲン画像で股関節の隙間の幅をまた測定し、0.5mm以上軟骨がすり減っていた患者さんを変形性股関節症の進行群として考えています。

進行した方の特徴として、立っている時の姿勢で背骨が前のめり(前傾姿勢)になっていることと関係があるようです。

さらに、背骨を丸めたり、反らしたりというような前後方向の柔軟性が少ないことと関係がありましたということです。

この論文を読んでいて、病院勤務中に検査をしていて、確かに変形性股関節症で人工関節をされる患者さんたちの中に背骨が硬くて身体を丸められない方が多かったという印象を持っていたことを思い出しました!

全然丸められないとか、仰向けから真っすぐ起き上がるのも両手を使ってなんとかできるという方も多かった気がします!

もしあなたの股関節に不安があって、今後の進行を予防したいという方は、症状が強くないうちから背骨の柔軟性を高めるようなストレッチなどの体操を行って対策をしておくことが大切になります。

背中の関節も柔らかく保ってみてくださいね!

変形性股関節症にルーツだからできる筋膜の整体

後半の論文で紹介されているように、立っている時、歩く時は全身が連動して身体を支えていますので、股関節以外にも注目する必要がある可能性も考えられます。

施術についても同様で、ルーツでは股関節の痛みで患部だけを施術するわけではありません!

患部以外にも原因があることがほとんどです。

あなたは病院に行ったけれども湿布や注射、痛み止め、電気、マッサージなどの患部の治療では効果があまり感じられなくてお困りではありませんか?

早く症状を改善していきたい方などは、ルーツで筋力、関節が動く範囲を調べ、筋肉や筋膜の状態を確認し調整することや、生活習慣の見直しなどでお身体をケアしていくことでお役に立てるかもしれません!

お悩みの方はぜひ一度ご相談下さい!

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