動きやすさを追求しています。
宮城県仙台市青葉区の整体で筋膜調整を行うルーツの櫻井です。
ルーツをご利用される方で、産前産後の症状でお困りの方や、娘さんが妊婦さんで恥骨の痛みに困っているというお話や、奥さんが産後の骨盤帯の痛みで悩んでいるというお話を聞くことが増えてきました!
骨盤ベルトってどうなの?
って聞かれることもあったりしたので、どんなケアがいいのかお伝えしていきたいと思います!
妊娠中の恥骨の痛みに対する運動や骨盤ベルトの効果
結論:運動および日常生活で注意するべきことのアドバイスによって、1週間後には痛みが減っていた。
しかし、コルセットのような骨盤ベルトを使用しても運動だけ行うよりも効果が増えることはなかったということが報告されていました。
日常生活の注意点(恥骨に負担を与えないというもの)を守りながら、運動を行ってもらうとコルセットなどはなくてもOKということでしょう。
<参考文献>
Depledge J, McNair PJ, Keal-Smith C, Williams M.Management of symphysis pubis dysfunction during pregnancy using exercise and pelvic support belts.Phys Ther. 2005 Dec;85(12):1290-300.
運動および骨盤支持ベルトを用いた妊娠中の恥骨結合機能不全の管理
少し詳しくみて行きましょう!
恥骨結合の痛みは、一部の妊婦にとって重大な問題です。
本研究の目的は、妊娠中の恥骨結合機能不全の管理のために運動、日常生活でのアドバイス、および骨盤支持ベルトの影響を調べることであった。
恥骨結合の機能不全を有する90人の妊婦を、3つの治療グループに無作為に分けた。
特定の筋力強化練習と日常生活の活動を行うための適切な方法に関する助言を3つのグループに与えた。
3つのグループ:
➀運動だけのグループ
➁運動に加えて、硬性骨盤ベルト(伸び縮みしないコルセット)を装着したグループ
➂運動に加えて、軟性骨盤ベルト(ゴムのようなコルセット)を装着したグループ
運動は1日3回を1週間行った。
腹筋、骨盤底筋、大殿筋、広背筋、股関節内転筋の運動を理学療法士が指導。
(文章ではお伝えしにくいので、病院や整体に通われている方は、個別に教えてもらってください!)
このグループで腰の機能の変化、痛みの変化などを調べた。
その結果は、どのグループも同じくらい痛みや機能が改善したということでした!
効果に差が無いようであれば、コルセットは使用せずに運動だけでもいいようです!
この研究では1週間で約40%痛みが減っていました!
コルセットに頼るよりも、産後のことなども考えると長期的には、骨盤の安定性を高めるために筋肉を鍛えておくことがいいのではないでしょうか!
このように運動は痛みに対していい影響を与えてくれるものです!
病院や整体に通われている方は、個別のケアに加えて運動を教えてもらうとより効果的に症状を抑えられるかもしれません!
病院でのケアで症状が治まらない場合
病院に行ったけれども湿布や注射、痛み止め、電気、マッサージなどでは効果があまり感じられなくてお困りのあなた。
早く症状を改善していきたいあなたはルーツで筋力、関節が動く範囲を調べ、筋肉や筋膜の状態を確認し調整することが大切になります!
頑固な症状は全身のつながりの中から出ているケースが多く、患部の周囲以外からの原因が複雑に関係していることから症状がなかなか改善しないのかもしれません!
患部外にある患部に影響を与えている筋膜を調整することや、神経系の活動を意識したケアで効果的な施術をご提供しています。
お悩みのあなたはぜひ一度ご相談下さい!
産前産後の記事も書いておりますので、ぜひご覧ください!
妊婦さんの恥骨の痛み-日常生活で注意すること-
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