仙台の整体でランナー膝に筋膜リリースを行うルーツ
動きやすさを追求しています。

宮城県仙台市青葉区の整体で理学療法士が筋膜調整を行うルーツの櫻井です。

今回は腸脛靱帯炎(いわゆるランナー膝)についてまとめています。

腸脛靱帯炎はランナーに2番目に多い怪我で、膝の外側に痛みが出ます。

マラソンや駅伝の時期で痛みが出てしまうことが増えそうです。

登山の降りの動作も大変になってしまうことがあります。

酷くなると、階段の降りなど日常生活でも痛みが出てしまうことが!

膝の曲げ伸ばしを伴う動きで症状が出てしまうということですね。

日常生活では問題ないけども、運動ができないと困るという方も多いのではないでしょうか。

1-2か月休んでちょっと良くなったけど、5㎞くらい走ると痛みが出てくる…

趣味ができなくてもどかしい!

もしかしてずっと続いてしまうのかな…なんて不安になってしまうこともあるかもしれません。

限りある部活の期間でいつまでも休んでいられない!復帰できずに困る!

ということもあると思います。

ランナー膝になった本当の原因をクリアしない限り、安静や、電気、超音波などの対処療法では解決できない問題があります。

ランナー膝になりやすい人はどんな特徴があるのか把握して、その特徴を解消するような治療を受けられているか確認してみて下さいね!

なかなか治らなくて困っている、早く治したいと思っているあなたのお役に立てれば幸いです。

ランナー膝に筋膜調整と筋力トレーニングをした結果

まずはこちらの動画をご覧ください!

右膝に症状があり、膝を棒のように伸ばして歩かないと痛みや違和感が出てしまいます。

階段などで膝を曲げると痛みが出てきてしまいます。

日常生活でも困るくらいの症状です。

左が施術前、右が施術後です。

*ご本人に許可をいただいて載せています。また、効果には個人差があります。

結果は、スムーズに膝が動くようになってきました!

痛みも違和感もなく歩けています。

階段の降りも楽に!

すべての症状が一度に取れるとは限りませんが、初回から良い効果を感じてもらい、喜んでいただきました!

日常生活で満足であればこれで終了になります。

今後は長時間の激しい運動をしたいと希望される場合では、まだ痛みが出ることのないようにお身体を整えていく必要があります。

このように結果を出すには膝だけではなく、今回は足や股関節、体幹までチェックして原因を探す必要がありました。

どのポイントに調整が必要なのかは人それぞれ違うことが多いので、専門家にチェックしてもらいましょう!

*施術の1か月後くらいに下山時に痛みはありましたが、アルプス登山に行くことができましたとご連絡をいただきました!
高い山なので、大変だったと思いますし、じっくり整えないと痛みなくというところは難しいかもしれませんが、チャレンジして無事に帰ってきて楽しめたというところは良かったなと思います!

ではまずは治療を受ける、選ぶ時やセルフケアを行う際にはどんなことを注意すべきなのかをお伝えします。

腸脛靱帯炎(ランナー膝)の予防から見える施術ポイント

オーバーユース(使いすぎ)が原因となることの多いランナー膝。

同じ部分に負担をかけてしまい使いすぎの状態になってしまうことを予防することが大切になります!

いくらアイシングや患部に電気を当てながら安静にして炎症が落ち着いたとしても、原因が解消されていなければ症状は繰り返すからです。

なぜ膝の外側に負担がかかったのか?

この原因を根本から解決することが早期改善と、再発予防にはとっても大切になります!

症状を解消するためにできることを、ランナー膝になりやすい方の特徴と治療方針をお伝えします。

腸脛靱帯炎(ランナー膝)になりやすい人の特徴

結果:腸脛靭帯炎が進行した女性ランナーは、健康なランナーと比べてランニング中の股関節の内転の最大値を増加させ、地面に足が着いているときに膝の内旋を増加させた。また、膝の内旋の最大値と、脚の接地と同じ方向に体幹側屈の最大値の増加を示した。

つまり、足が地面に着くときに、膝が内側を向くように動いていってしまうということです。加えて体幹も外側に大きくブレてしまうということですね!

<参考文献>
Aderem J, Louw QA. Biomechanical risk factors associated with iliotibial band syndrome in runners: a systematic review. BMC musculoskeletal disorders. 2015 Nov 16;16:356.

【2つめの論文】
腸脛靭帯炎のグループは、健康なランナーと比べて、股関節内転、股関節屈曲の関節可動域、外転角速度が低値だった。
股関節屈曲速度と膝関節屈曲速度も遅かったという報告があった。

<参考文献>
Grau S, Krauss I, Maiwald C, Axmann D, Horstmann T, Best R. Kinematic classification of iliotibial band syndrome in runners. Scandinavian journal of medicine & science in sports. 2011 Apr;21(2):184-9.

考察で股関節外転筋のストレッチで動く範囲の拡大、ハムストリングス(腿うら)やふくらはぎの筋肉および股関節屈筋のストレッチは、腸脛靱帯炎の治療に役立つかもしれないとのことです。

つまり、腸脛靱帯炎グループの特徴は下記の様でした。

  • 脚を内側に閉じたり、股関節を曲げたりする関節を動かせる範囲が狭まっている
  • 股関節を外側に開く力が弱い
  • 股関節と膝関節を曲げる速度が遅い

まとめてみますと、走っている時のフォームのチェック:(膝が内側に入らないか)や股関節の筋力などをチェックすることが予防には大切!

またランナー膝になって痛みが治った後も、フォームなどの状態が勝手に治るということは考えにくいですよね。

治療の一環として修正していくことが再発予防やいつまでも治らないランナー膝の症状には必要なことです。

腸脛靱帯炎(ランナー膝)の対策について

ランナー膝になりやすい人の特徴を踏まえて、施術を行う必要があります!

癖は勝手に治りませんからね!

痛みのある方の走り方は痛みのない人と比べると特徴があるようですね!

女性は特に、膝が内側を向いて走る方は注意が必要です。

股関節周囲の筋力をしっかりとを調べる必要がありそうです!

股関節を外側に開く筋肉の弱化があるという報告も出ているほどですので確認しましょう。

体幹も外側にブレてしまうことがあるようですので、そうならないように体幹の機能もチェックしていきます!

筋トレをしているけれども姿勢を保つ筋力自体が弱くなっている方も沢山見受けられます。

もちろん股関節周囲の筋肉や腸脛靭帯自体の硬さや短縮などもチェックします!

女性においては体幹が横に動きすぎることや、膝の内旋(内側に捻る動き)も特徴としてあるので、体幹、足部の状態も確認が必要です。

このように様々な要因が隠れている可能性があります!

膝の外側が痛いからと言って膝のみの確認で終わってはいけない

体幹、股関節や足の動きから膝に負荷がかかりすぎている可能性もありますので、動作の確認は行う必要があります。

筋力、関節が動く角度もしっかりと確認をして、ストレッチや筋トレを行うべきでしょう。

私は筋膜調整を取り入れて今回の動画のように早期に症状を解消できるようにアシストしています!

あなたはどんな治療を受けていますか?

なかなか良くならない場合は今回ご紹介したような方法でケアを受けられることをお勧めします!

ランナー膝に対してルーツだからできること

ルーツでは筋膜に対して施術を行い、筋力や柔軟性を改善してからフォームや特徴を修正して膝にかかる負担を減らしていくようにすることで早期に結果が得られるようにしています!

病院に行ったけれども湿布や注射、痛み止め、電気、マッサージなどでは効果があまり感じられなくてお困りの方や、症状を改善していきたい方などは、ルーツで筋力、関節が動く範囲を調べ、筋肉や筋膜の状態を確認し調整することや、生活習慣の見直しなどでお身体をケアしていくことでお役に立てるかもしれません!

お悩みの方はぜひ一度ご相談下さい!

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