動きやすさを追求しています。

宮城県仙台市青葉区の整体で筋膜調整を行うルーツです。

足首の捻挫についてのお話です!

今回の論文は以前、足首の勉強会で北海道から山形にお越しいただいた小林先生の論文です!

小林先生に推していただいて、私が東北代表でスポーツ理学療法セミナーで椎間関節障害の担当になり、脊柱疾患のリハビリテーションの科学的基礎という本まで椎間関節障害の部分を執筆させてもらいました。とてもお世話になった先生です!

ちなみに本はコチラ!
足首の痛みは腰と首まで関係する
小林先生は本の監修として参加されておりました!貴重な機会を頂いて本当にありがとうございました!

さて、足首の捻挫を経験された方は多いのではないでしょうか?

私もギプスで2週間固定するくらいガッチリ捻挫した経験があります。

一度捻挫するとクセになるとか言われたりしますよね。

捻挫してから腫れは引いているけど痛みが治らない。

違和感が取れない。

スポーツする時だけ痛みが出てきて困る。

色々な問題が出てくる捻挫です。

今回は捻挫をした後になかなか症状が治らない方や予防していきたい方に読んでいただきたい内容となっています!

もしあなたの足首が捻挫後に調子が上がらないようであれば、なんで不調が続くかのヒントになると思います!

捻挫になりやすい人の特徴から考慮する、損傷後に施術を受けるべきポイント

治療を受ける際には、元々怪我をする前からあった特徴も改善しておかないと捻挫を繰り返してしまうことがあります。

さらに捻挫後遺症という形で症状がなかなか改善しないことも。

治療開始3か月後に後遺症(痛み、腫れ、不安定性)が残っていると、51%が12か月後にも後遺症が残っていたという報告もあります。
<参考文献>
van Middelkoop M, van Rijn RM, Verhaar JA, Koes BW, Bierma-Zeinstra SM.Re-sprains during the first 3 months after initial ankle sprain are related to incomplete recovery: an observational study.J Physiother. 2012;58(3):181-8

症状を早期に改善させるために、治療者側は捻挫の原因や特徴を理解して適切な治療をする必要があります。

治療を受ける方も超音波とか電気、マッサージだけではない治療を受けてもらいたいと思います。

足首捻挫の原因と症状

足関節の捻挫のほとんどは、足首を内側に捻って起こっています。

ジャンプの着地や、でこぼこなでで捻ることが多いようです。

足関節外側の靭帯(前距腓靱帯)がダメージを受けます。

外くるぶしの前や下に痛みがあり、腫れます。

外くるぶしの前や下を押すと、痛みます。

私はヒドイ捻挫をしたことがあり、その時は内側まで腫れました。

2週間ギプスをしながら松葉杖を使い、体重をかけられませんでした。

多くの方が経験する捻挫ですが、足首を捻って怪我しやすい要因というのはあるのでしょうか?

見ていきましょう!

足首の外側の捻挫になりやすい人の特徴

結論:BMI(重いとリスクが上がる)、ゆっくりとした速度の遠心性の内返し(足首を内側に返す)最大筋力、速い求心性の足関節底屈(足首を伸ばす)最大筋力、他動的な内返し(足首を内側に返してもらう)の関節位置感覚、および短腓骨筋の反応時間は、外側の足首捻挫が増加する危険因子として関連していた。

<参考文献>
Kobayashi T, Tanaka M, Shida M. Intrinsic Risk Factors of Lateral Ankle Sprain: A Systematic Review and Meta-analysis. Sports health. 2016 Mar-Apr;8(2):190-3.

内側に捻って足首の外側が痛くなるような捻挫は、想像では外側に返す筋力の低下があるのかなと思いますが、実はそうではなくてふくらはぎの内側や足首を伸ばすようなふくらはぎの後ろの筋力低下に関係しているようでした!

ふくらはぎの外側の短腓骨筋の反応時間が低下していることや、関節の位置を感じ取る感覚も低下しているようなので、瞬時に力は入れにくいのかもしれません。

捻挫を繰り返したりする中で、慢性的な足首の不安定性がある人には、足首を外側に動かす最大筋力の低下または足首の外側の筋の反応時間の遅延が観察された報告もあるようです。

足首が動いて、どの位置にあるのかを受け取る感覚も低下していることもあるようです。

自分が感じている足のポジションと、実際にプレーや運動中の足首の位置では差があるかもしれません。

頭で考える理想の動きと、実際の動きで差があることもあります。

こういった差は違和感として感じられる原因になることもあります。

足首の状態をチェックして、こういった筋力低下や感覚の調整を行えるようにコンディショニングを行って怪我を予防しましょう!

捻挫の一般的な治療

捻挫の初期はRICEと言われる安静、アイシング、圧迫、足を高くしておくということが行われます。

その後は足首の関節が動かせる範囲を広げていくことや筋力トレーニングが行われていきます。

靭帯の状態に応じて筋力トレーニングなどが進んでいきます。

論文から考慮する捻挫後の施術で受けるべきポイント

捻挫をする前から実は筋力や感覚低下(機能低下)が起こっている部分があって、捻挫しやすい状態になっています。

機能の低下に関しては捻挫をした後も勝手に改善してくるとは考えにくいので、施術や運動の仕方を教えてもらってください!

捻挫予防と治療で考慮してもらうべきポイント

  • ゆっくりとした速度の遠心性の内返し(足首を内側に返す後脛骨筋)最大筋力
  • 速い求心性の足関節底屈(足首を伸ばす下腿三頭筋)最大筋力
  • 他動的な内返し(足首を内側に返してもらう)の関節位置感覚
  • 短腓骨筋の反応時間(瞬間的に力が入るように)

筋力や瞬間的に力を入れるだけでなく、関節の感覚を受け取る機能も低下しているということです!

足首の感覚に問題があると自分の行いたい動きに足首が思うように合ってくれないことが起こってします。

プレーにも影響を与えることがありますね!

治療を受けているあなたは、足首の筋力や感覚については必ずチェックしてもらってくださいね!

捻挫後の施術で受けるべき筋膜調整

筋膜調整と足首の機能について書いた記事があります!

捻挫した後に足首の筋膜は元に戻るのか

足関節の捻挫後のコンディショニングの大切さについて書いてある記事です!

また、捻挫後に筋膜への介入で起こる変化

捻挫後に起こっている筋膜の問題と機能との関連を解説しています。

痛みや違和感、グラグラ感が続いて困るというあなたはぜひ筋膜をチェックしてもらってください!

ルーツでは必ず筋膜もチェックしています!

3日前に捻挫した足首に筋膜調整をした例

3日前にサッカー中に足首を捻って痛めたそうです。

RICEをしっかり行い、腫れは引いたようですが、痛みが残っています。

施術前はかかと上げ(カーフレイズ)だけでも痛かった状態。

痛みに関連する筋膜を患部外から施術を実施!

動画のように両脚ジャンプでの痛みはなくなりましたが、片脚ジャンプはまだ少し痛みが残っています。

少し残る痛みが捻った部分の組織損傷の純粋なダメージだったと考えられます!

実際、患部外からの筋筋膜性の問題で痛みが発生していることが多くあります。

そういった怪我とは関係ない部分の悪影響を取り除くことが症状を長引かせないためには大切です!

その後は次の週のサッカーの大会に出て、しっかりとプレーできたそうです!

捻挫の後遺症に関しては患部外からの筋筋膜性の問題が多く発生しているようです!

筋筋膜性の問題を解消しない事には後遺症として症状が残ったりしてしまうことになります。

痛めてすぐこのように筋筋膜性の問題を解消してしまうと、捻ってダメージを受けた組織が回復してしまえばすぐにフルパワーで運動できることになっていきます!

どうせケアするなら早いうちに整えてしまう方が後から困らなくて良いでしょう。

むしろ、いつまでも治らなくて悩んでしまう方が損ですね。

捻挫後の足首に対してルーツだからできること

病院に行ったけれども湿布や注射、痛み止め、電気、マッサージなどでは効果があまり感じられなくてお困りではありませんか?

症状を改善していきたい方などは、ルーツで筋力、関節の感覚、関節が動く範囲を調べ、筋肉や筋膜の状態を確認し調整することや、生活習慣の見直しなどでお身体をケアしていくことでお役に立てるかもしれません!

お悩みの方はぜひ一度ご相談下さい!

ひどい捻挫をすると変形性足関節症のリスクが高くなるかもしれないと言われています。お手入れをして数十年後の発症も予防しましょう!

捻挫後には足関節インピンジメントのような怪我を引き起こしてしまうこともあります。

様々な2次的な怪我を引き起こさないようにケアが大切になります。

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