私が20代で病院で勤務していた頃、平日はハードに働いて勉強もして、いよいよ金曜日は飲み会!
バンバン飲みました。
休みの日になるとなんだか頭が痛い…
二日酔いかと思って様子をみてみる。
午後になっても左のこめかみあたりがガンガン痛い。
しかも1日続いてしまう。
ひどいときには日曜日まで…
イライラしたり、優しい気持ちになれなかったり…
出かける気にもならない。
お辞儀する動きをするとひどくなる。
調べてみると、これが片頭痛!
いわゆる週末頭痛と言われるタイプの片頭痛です。
別に飲み会をしなくても休日に頭痛が出ることもありましたが大変でした!
こんな頭痛でせっかくのお休みを失いたくありませんよね!
以前はこんな頭痛で悩まされていましたが、今はケアを行ってほとんど頭痛に悩まされることがありません!
最近は頭痛でお悩みの方のご相談を受けることが増えてきました。
あなたも頭痛で悩まれているのではないでしょうか?
ぜひ頭痛を管理して快適な日常を取り戻してほしいと思います!
お悩みを解消していくために、今回は頭痛の種類と原因についてご紹介していきます!
頭痛の種類と原因
病院で検査してもらって、脳とかは異常ないって言われて薬で様子見てたけど頭痛が続いてしまって…
肩こりが酷くなると頭痛も…
色々な頭痛についてご相談がありましたので、今回は危険な頭痛とルーツで対応可能な頭痛のことをご紹介します!
頭痛はとても細かく分類分けされていますが、代表的な部分をお伝えします。
とにかくまずは病院で必ず診てもらうべき頭痛の種類があります。
その後、ルーツで対応可能な頭痛のお話をしていきます。
基本的に整体で対応できる種類は、脳や身体にこれと言った病気が無いのにも関わらず繰り返し起こる頭痛です。
病院で診てもらうべき危険な頭痛
下記のような症状があれば、まずは病院で危険な頭痛ではないことを確認してもらうことをお勧めします。
命にかかわる「危ない頭痛」の特徴
今までに経験したことがない頭痛
いつもと様子の異なる頭痛
頻度と程度が増していく頭痛
50歳以降に初発の頭痛
神経脱落症状を有する頭痛
癌や免疫不全の病態を有する患者の頭痛
精神症状を有する患者の頭痛
熱発・項部硬直・髄膜刺激症状を有する頭痛一般社団法人 日本頭痛学会 慢性頭痛の診療ガイドライン2013
神経脱落症状は麻痺や痺れ、ろれつがまわらないといった症状のこと。
項部硬直は髄膜刺激症状の一つで、後頭部が強く痛み、首の後ろの筋肉に力が入り硬くなること。
突然の強烈な痛みや徐々に増強する痛み、手足の麻痺や言葉のもつれ、発熱などを伴った頭痛など、とにかく「これまでに経験したことのない頭痛」ならばすぐに、救急車で脳神経外科を受診をおすすめします。
上記のサインは危険な頭痛が起こっている可能性があり、なんらかの疾患から起こる頭痛かもしれません。
代表的な疾患は下記のものになります。
くも膜下出血
脳の動脈のこぶ(動脈瘤)が破裂して脳を覆うくも膜の下に血が溜まります。
40歳代以降に多いです。
「今までに経験したことがない頭痛」、「頭が割れるような激痛」に突然襲われるのが特徴。
吐き気やおう吐、意識低下、手足の麻痺、物が二重に見えることなども起こります。
脳梗塞
脳の血管が詰まったり、狭くなったりして脳細胞に血液が十分に行き渡らなくなると起こります。
手足の麻痺、しびれ、言葉のもつれ、つじつまの合わない事を言う、ものが二重に見える、めまいがしてふらつく、意識障害などが起こります。
脳梗塞の場合、1秒でも早く治療を開始することが大切になります。
脳出血
脳の血管が破れて出血することで急に頭痛が起きます。
頭痛は軽くても手足の麻痺や、言葉のもつれ、吐き気やめまいなどを伴います。
脳腫瘍
脳にできた腫瘍が大きくなるにつれて、頭痛や吐く、目がかすむような症状が出ると言われています。大人になって初めてけいれん発作が生じたりすることがあっても専門医の受診をお勧めします。
髄膜炎
髄膜は頭蓋骨と脳の間にウイルスや細菌の感染が髄膜に及び、高熱とともにズキンズキンという激しい頭痛が起こります。首の後ろが硬くなるのも特徴です。炎症が脳まで及ぶと脳炎となり、麻痺や意識障害が起きます。この場合は、神経内科を受診します。
慢性硬膜下血腫
頭をぶつけるような衝撃が加わる原因で、頭の骨の下にある硬膜とくも膜の間に徐々に出血したものが溜まっていきます。
溜まった血で脳が圧迫されると、頭痛や吐き気・嘔吐が現れます。
手足の麻痺、軽度の意識障害(ぼんやりしている)、認知症のような症状がみられることもあります。
その他
帯状疱疹、副鼻腔炎、目の病気、顎関節症など様々な問題でも頭痛を引き起こすことがあります。
このように病院で治療が必要なタイプの危険な頭痛があります。
まずは病院で診てもらいましょう。
次は脳や身体にこれと言った病気が無いのにも関わらず繰り返し起こる頭痛についてお伝えしていきます。
整体で対応する慢性頭痛の種類
一次性頭痛(慢性頭痛)は脳や体に特に病気がないにもかかわらず繰り返し起こる頭痛のことです。
慢性的に起こる頭痛の3種類です。
- 緊張性頭痛
- 片頭痛
- 群発頭痛
これらの頭痛は単独でも複合して起こることもあります。
3つの頭痛は命に関わることのない頭痛ですが、家事や仕事が手につかなかったり、イライラしてしまったりすることで日常生活に大きな支障を与える場合があります。
では一つずつ特徴をみていきます。
緊張性頭痛の特徴と原因
- 部位:後頭部から首すじを中心に、側頭部にかけて痛む
- 程度:あまりひどくはないが、いつまでも続く
- 種類:頭をはちまきで締めつけられているような痛み、重苦しい感じ
- 現れ方:ゆっくりと現れる
- 時間と頻度:30分~1週間程度、ほとんど毎日
- 頭痛以外の症状:肩や首のコリ
- 原因:筋肉や神経の緊張
原因が筋肉や神経の緊張なので、入浴やストレッチ、軽い運動などで頭痛が減っていきます。
しかし、頭や肩や首の強いコリがストレッチですべて解消できるでしょうか?
楽になればそれでもちろん良いのですが、残念ながら伸ばしにくい場所が多い部分だと思います。
または頭や肩や首のマッサージで全部スッキリするでしょうか?
コリができてしまう原因に辿り着かないことには、マッサージを受けてもすぐに戻ってしまうこともあるかもしれません。
原因が筋肉や神経の緊張と分かっていても解消するためにはポイントを抑える必要があります。
この辺りは次回お伝えしていきたいと思います。
片頭痛の特徴と原因
- 部位:こめかみの片側が多い(両側のことも)
- 程度:仕事や家事に支障をきたすくらい強い
- 種類:ズキンズキン、ガンガンと脈を打つように
- 現れ方:目の前がチカチカ光る状態や生あくび、首の張りなどの前ぶれが現れることも
- 時間と頻度:4時間~3日間、1か月に1-3回程度繰り返す
- 頭痛以外の症状:吐き気、嘔吐、光や音に敏感になる
- 原因:頭の血管が広がり三叉神経を刺激
原因はすべて明らかになったわけではないということなのですが、頭の血管が広がる事なので、入浴やストレッチ、運動などで頭痛が逆に増えていきます。
また、おじぎをするように頭を下げると、頭に血液が集まることで血管が広がり症状が悪化することもあります。
片頭痛に有効なお薬があります。
血管が広がるのはセロトニンの分泌が不足してしまうことで起こってしまうのではないかということで、トリプタン製剤が片頭痛のもとを取り除く薬として活躍しています。
つまり片頭痛の対策にはセロトニンの分泌不足を解消することが大切ということになります。
整体としてはそういった対策を行うことになります。
知っていれば行いやすいものがありますので、この辺りも次回お伝えしていきたいと思います。
片頭痛と緊張性頭痛の混合型
ズキンズキンとした痛みを感じることもあれば、それが治まっている時にも重苦しいような頭痛が続くことがあります。
種類の違う頭痛で悩まされている方もいらっしゃるかもしません。
そういった場合は片頭痛と緊張性頭痛の両方の原因にアプローチしていく必要があります。
つまりセロトニンの生成を促しながら、筋肉のコリを取って行く作業になります。
薬だけでは効果が不十分な慢性頭痛患者さんは多いので、同時にお身体をケアしていくことも大切になります。
群発頭痛の特徴と原因
- 部位:いつも決まった片側の目の奥
- 程度:激しい痛み
- 種類:えぐられるような痛み
- 現れ方:どんどん強くなっていく
- 時間と頻度:15分~3時間、1~3年に1-2回、1-2か月間毎日のように発作が続く
- 頭痛以外の症状:痛みのある側の目の充血、涙や鼻水、鼻づまり、額に汗
- 原因:目の後ろの血管(内頸動脈)が広がって三叉神経を刺激
メカニズムが完全に解明されたわけではないようですが、目の後ろの血管が広がって神経を刺激しているのではないかと言われています。
100%の酸素を吸入することや、スマトリプタンという注射で効果がありますので、専門の病院で相談してみて下さい。
理学療法士として研鑽したから頭痛に対してできること
頭痛医療の進歩にも関わらず,薬物療法だけでは効果が不十分な慢性頭痛患者は多い.難治性頭痛患者には頭痛専門医を中心とした臨床心理士,理学療法士,作業療法士,看護師,薬剤師,鍼灸師など多種のコメディカルを含めたチーム医療が必要である.
一般社団法人 日本頭痛学会 慢性頭痛の診療ガイドライン2013
チーム医療は行うよう強く勧められるグレードAとなっています。
チーム医療の中で理学療法士は筋肉や関節を評価して運動療法(頭痛体操)やマッサージなどの効果を検証することを明記されています。
しかし、残念ながら現在の日本では理学療法士が治療を行っている病院はあまり見当たりません。
病院などで体操は大事と指導されても、実際にはストレッチや体操の方法を渡されて終わってしまうのではないでしょうか?
もちろん、体操で改善する方も沢山いらっしゃることと思います。
でも、ストレッチでは伸びにくい部分に原因があったら…
首や頭以外にも筋肉の硬さの問題があったら…
原因がいつまで経っても解消されないということになります。
治りにくい症状であればあるほど、丁寧に検査をしていくことが必要です。
なんとかしたいと思うあなたのお役に立ちたいと思います!
ルーツで可能な頭痛への筋膜調整
薬物療法だけでは効果が不十分な慢性頭痛患者さんは多いと言われていますので、その他にできること言えばお身体を整えることです。
緊張性頭痛、片頭痛、群発頭痛で原因がそれぞれ異なっています。
筋肉のコリの問題、血管や神経の問題、あるいは両方合わさった問題があります。
そこでルーツでは筋膜調整を通じて、筋筋膜性の問題を徹底的に解消していきます。
最も得意の分野としています。
頭や首のマッサージやストレッチをしましょうということでよく説明されていることがあります。しかし、頭や首の硬さは肩や腕、背中、あるいはお腹の方まで様々な要因で現れることがあります。
頭や首の硬さがなかなか取れないで頭痛にお悩みなら、一度しっかりとお身体を検査することをお勧めします。
次に、血管や神経の問題についてです。
血管は解剖学的に「膜」の組織に覆われて保護されています。
血管につながる「膜」が硬くなっていると、血管が広がろうとしたときに上手く機能しにくくなってしまいます。
結果として、神経が過敏に反応してしまい症状が表れてしまうことがあります。
そういった、血管の機能を筋膜からつながりのある膜を正常にしていくことで元に戻していくことが大切になります。
筋筋膜性のコリと血管の機能を取り戻す筋膜調整で頭痛を解消していきましょう!
お困りでしたらまずはお気軽にご相談ください。
早いうちに頭痛に悩まされない楽しい生活を送りましょう!
緊張性頭痛と片頭痛の対処法と筋膜調整という記事もあります!
対処方法を詳しく載せているのでぜひご覧ください。
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