動きやすさを追求しています。
仙台で筋膜調整を行うRootsです。

今日も腰痛と変形の続きです。今日で変形の話は最終回です!

腰の変形と腰痛の関係

Raastad J, Reiman M, Coeytaux R, Ledbetter L, Goode AP. The association between lumbar spine radiographic features and low back pain: a systematic review and meta-analysis. Seminars in arthritis and rheumatism. 2015 Apr;44(5):571-85.
腰椎のX線撮影の特徴と腰痛との関連を調べています。系統的レビューとメタ分析。

18歳以上を対象にしています。地域べースと職業ベースでデータは集められた。放射線学的に評価し、腰痛との関連を評価した。結果はというと、地域ベースでも職業ベースでも椎間板領域狭窄と腰痛との間に有意な正の関連が認められた。職業についている方では脊椎すべり症と腰痛の間に有意な関連性が見られた。他のX線の特徴間の関連性は、わずか(脊椎症と骨棘)または関係がなかった(終板硬化症および変形性椎間関節症)。

形態の変化が腰痛と関連しているものもあるようです。椎間関節のように変形していても腰痛と関連のないものもありました。もし、変形していたとしてもそれらは元通りになるものでもないかもしれません。変形があっても、変形以外の部分の機能を高めることで動きやすく保ち、痛みがなかったり、力が入るという状況に管理することが大切です。病院で経過観察で大丈夫と言われたけど、ケアをしていきたいという方はお役に立てることがあるかもしれませんので、お気軽にご相談ください。

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