動きやすさを追求しています。

宮城県仙台市青葉区の整体で筋膜調整を行うルーツの櫻井です。

ルーツには腰痛でお困りの方は多くいらしております。

あなたの腰痛は、腰部などのマッサージを受けても良くならなかったり、関節調整を受けても良くならないことはありませんか?

そんな場合は腰だけの問題ではないのかもしれません!

レントゲンなどの画像と臨床で患者に現れている症状の間には相関関係がないとされています。

ルーツでも腰だけの施術ではなく、脚などもチェックしていきます。

腕の方にも原因がある方もいらっしゃいます!

腰が痛いから腰だけの施術で大丈夫というように簡単にはいかないケースもあります。

そんな腰痛ですが、以前の腰痛についての記事も股関節との関係をお伝えしたことがありました。

腰痛に関係しているのは腰だけではなかった!股関節との関係

今回も腰痛と股関節との関係についての研究がありましたのでご紹介していきます!

腰痛のある人の股関節および腰椎の検査所見

Prather H, Cheng A, Steger-May K, Maheshwari V, Van Dillen L.Hip and Lumbar Spine Physical Examination Findings in People Presenting With Low Back Pain, With or Without Lower Extremity Pain.J Orthop Sports Phys Ther. 2017 Mar;47(3):163-172. doi: 10.2519/jospt.2017.6567.
タイトル:脚の痛みの有無にかかわらず、腰痛のある人々の股関節および腰椎の身体検査所見

結論:股関節の検査で痛みが引き起こされる腰痛患者さんは、股関節の検査でなにも問題の無い腰痛患者さんと比較して痛みや身体機能がより悪かったということでした。

少し詳しくみていきましょう。
対象は腰痛患者さん101名(平均年齢47.6歳)を集めて股関節や腰痛についての検査をしました。
股関節を様々な方法で動かしたところで痛みが出るかなどを検査した。
股関節の検査で痛みが出る腰痛患者さんと、股関節の痛みが出ない腰痛患者さんで結果を比較しています。
身体検査では、81人(80%)が股関節を真っすぐ曲げられる角度が少なくなっていました。
76人(75%)は股関節を内側に捻る角度が少なくなっていました。
25人(25%)が1つ、
32人(32%)で2つ、
23人(23%)で3つの股関節のテストで痛みが引き起こされました。
(検査;股関節のインピジメント検査、FABER test、log-roll testの3つ)

股関節を曲げる範囲が狭くなっている患者さんは、腰の身体機能低下と股関節の身体機能も悪かった。
股関節を内側に捻ることのできる範囲が狭まっている患者さんは、腰の身体機能がより悪かった。
股関節の動きで痛みが引き起こされるという結果は、痛みがより重度、より悪い腰と股関節の身体機能だった。

腰痛があり股関節の検査で陽性所見がある患者は、股関節の検査で痛みがない腰痛患者と比較して痛みや機能が悪かったという報告です。

筆者らは、腰痛患者さんの股関節も検査し、治療を考慮すべきということを勧めています。

まとめますと、
股関節を動かせる範囲が狭くなっていると腰や股関節の機能低下が起こりやすいことと、
股関節を動かして検査したときに股関節の痛みが伴うと痛みがより重度で機能低下も起こしやすいということですね。

なかなか改善しない腰痛については股関節の状態も検査して必要であれば治療をしていくことが勧められそうです!

あなたの腰痛の検査では股関節も検査してもらっていますか?

なかなか良くならない場合は股関節の検査もしてもらうといいかもしれません!

ルーツだからできること

ルーツでは筋膜調整で動きやすいお身体を整えてから、効果的な運動もお伝えして、できるだけ早く効果を感じていただけるようにしています!

病院に行ったけれども湿布や注射、痛み止め、電気、マッサージなどでは効果があまり感じられなくてお困りの方や、症状を改善していきたい方などはルーツで筋力、関節が動く範囲を調べ、筋肉や筋膜の状態を確認し調整することや、生活習慣の見直しなどでお身体をケアしていくことでお役に立てるかもしれません!
お悩みの方はぜひ一度ご相談下さい!

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