動きやすさを追求しています。
宮城県仙台市青葉区の整体で筋膜調整を行うルーツの櫻井です。
オスグッドシュラッター病(以下:オスグッド)は、成長期のスポーツ障害とされており10~15歳の小・中学生に起こりやすい怪我です。
膝の痛み(お皿の下の部分)が出て、熱感や腫れることもあります。
オスグッド病の治療としては保存療法(手術をしない)が第一に選択されます。
しかし、保存療法で解決せず、レントゲンなどで膝の下の患部に剥離骨片が認められるような場合は手術療法の対象となります。
そうならないように、発症してしまったとしても早く治める、悪化を予防することが大切になります。
このオスグッド病はサッカー選手に多いことから動作に特徴が発症に影響を与えている可能性が検討されています。
サッカーでどんな動作が発症要因として考えられているかご紹介します!
オスグッド病の発症要因となる動作と治療について
サッカーでのボールを蹴る動作での研究がありました!
<参考文献>
藤井 周:成長期男子サッカー選手におけるOsgood-Schlatter病の発症要因の縦断的検討.日本臨床スポーツ医学会誌 20(4): 5153-5153, 2012.
成長期男子サッカー選手38名を対象にしてオスグッド病の発症前の身体特性およびキック動作を測定しています。
6ヵ月間、追跡調査をしています。
オスグッド病の発症者は軸足11名、蹴り足0名、非発症者は27名ということで発症は軸足が主ということです。
オスグッド病を発症した人たちは、発症しなかった人たちと比べて、キック動作で身体重心位置が後方に位置していたようです。
オスグッド発症はキック動作時の身体重心後方化が発症要因として関与していることが考えられたという報告です!
他にも、身体特性において、発症以前の身長・体重・BMI、身長・体重の増加量はオスグッド群が健常群と比較して高値を示した。
筋肉の柔軟性は、オスグッド病発症した人たちで軸足の腓腹筋(ふくらはぎ)が硬かったということです。
オスグッド病の予防や治療には筋肉の柔軟性が大切になりますので整えましょう!
その内容は上記の以前の記事でご確認ください!
動作から考える治療を考える
ふくらはぎの筋肉が硬いと、ボールを蹴る際に軸足接地時に足首が動きにくいために膝下が前に進みにくくなります。
前に進みにくい重心をなんとか前に進めるために膝を曲げ、さらに骨盤を後傾していくことがみられます。
この動作で大腿四頭筋(太ももの前側の筋肉)が過度に活動して、膝下の部分が引っ張られて症状が悪化していく可能性があります。
大腿四頭筋が過度に活動すると、重心を後ろに移動させてしまうことがあります。
ボールを蹴る前に重心の移動がストップしてしまうと、ボールが上手く飛ばないなどの弊害が起こってしまいます。
世界で活躍するような上手な選手は、ボールを蹴る時に骨盤は前傾しており、大腿四頭筋よりも腸腰筋という足の付け根にある腸腰筋という筋肉をうまく使っています。
重心を前に移動させながらボールに力を伝えているので、軽く蹴っているようにしても沢山飛ばせることもできるのです。
このように動作で上手く身体を使えるかどうかは膝に繰り返しの負担をかけないようにしていくにはとても大切なことになります!
ジャンプの着地動作でも考える
下腿三頭筋が硬くなり、足首が曲がりにくくなると膝から下が前に移動しにくくなります。
前に行きにくくなると重心が後方に残ってしまいます。
さらに股関節や体幹をうまく使えない場合、骨盤を後傾させて着地していくことがあります。
そのため大腿四頭筋が過度に活動することになります。
結果として脛骨粗面というオスグッドの患部が筋肉で引っ張られる負担が増加してしまうことが考えられます。
ジャンプの着地動作では、膝がつま先よりも前に出ていくことで大腿四頭筋が脛骨粗面を引っ張る力が強くなってしまうこともあります。
このようにして起こる繰り返しの負担を減らしていくことが大切で、動作を修正することをしないとせっかく休んでも再発したり、痛みがなかなか引かないということになります!
マッサージや電気の治療ではなかなか症状が解消できないというお悩みはこのような動作時に負担を繰り返しかけている可能性もあるのです。
ルーツだからできる筋膜への整体
筋膜は筋力や柔軟性、痛みと深くかかわっています!
オスグッドに対してルーツではまずは筋膜を整えていきます。
その上で、筋力トレーニングやストレッチを行うと効果的です!
痛みが取れてきたところで、膝に繰り返し負担をかけている動作を修正しながらスポーツ復帰を段階的にサポートしていきます!
オスグットになっても早く復帰できたり、再発を予防していくことが大切です!
もちろん良い動作をおこなえるようになることで、パフォーマンス向上にもつながるようにしていきます!
病院に行ったけれども湿布や注射、痛み止め、電気、マッサージなどでは効果があまり感じられないお悩みや、症状を改善していきたいと思っていませんか?
ルーツで筋力、関節が動く範囲を調べ、筋肉や筋膜の状態を確認し調整することや、生活習慣の見直しなどでお身体をケアしていくことでお役に立てるかもしれません!
お悩みの方はぜひ一度ご相談下さい!
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