動きやすさを追求しています。
仙台市青葉区の整体で筋膜調整を行うルーツの櫻井です。
あなたは股関節の痛みに悩まされていませんか?
今回はサッカー選手などに多い、股関節前面の痛みでグロインペインと呼ばれる症候群のお話です。
なかなか治りにくいと言われているグロインペイン症候群。
当然のことですが、まずは予防が大切!
予防のためにどんな点をチェックすればいいかをみていきます!
予防のいいところは、身体を整えるとプレーや動き方も良くなるんですよね!
こんなに身体って動けるんだっけ?って感じで!
次に、怪我をしてからのお話。
グロインペイン症候群が起こってからでも予防に大切なポイントはリハビリの治療につながるような対策のヒントが隠れていることがあります!
股関節のストレッチやマッサージ、電気などではなかなか治らない症状でお悩みでしたら病院の専門家に確認してもらって下さいね。
グロインペイン症候群の予防からリハビリまで
結論:予防として股関節内転(脚を閉じる内転筋群)および膝屈筋(膝を曲げるハムストリングス)筋力の低下や股関節を捻る方向の関節の可動性は、発症の危険因子である可能性があるため、チェックして対処すべきということです。
股関節を捻る可動性というのは、図の左脚のように内側~外側に捻る角度です。
2枚の写真のように脚を動かした角度を足して45°に満たないとグロインペイン症候群を発症しやすい状態になります。
ルーツにお越しいただく方もやっぱり硬い方が多いですね!
股関節周りの筋力をしっかりとバランスよく付けること。
股関節を捻る方向のストレッチなどで柔軟性を保っておくことが大切です!
治療として考慮したいリハビリテーションプログラム
グロインペイン症候群の予防でお伝えした状態は痛みが出てからも当然続きます。
勝手に治るものでもありません。
リハビリにもなるし、再発予防にもなりうるので、治療として考慮したいことは下記になります。
- 股関節内転筋(脚を閉じる)の筋力低下
- 股関節外転(脚を開く)の柔軟性の増加
- 股関節内外旋(脚を回旋する)全体の可動域低下
- 内転筋と外転筋の筋力のバランス
- 股関節屈筋(股関節を曲げる)の強さ
- 腹横筋の筋厚
参考文献はこちら:Kloskowska P, Morrissey D, Small C, Malliaras P, Barton C. Movement Patterns and Muscular Function Before and After Onset of Sports-Related Groin Pain: A Systematic Review with Meta-analysis. Sports medicine (Auckland, NZ). 2016 Dec;46(12):1847-67.
タイトル:運動関連した鼠径部痛発症前後の運動パターンと筋機能:メタ分析を用いた系統的レビュー
重要なポイントとして下記のことが書かれています。
健康なアスリートとスポーツ関連の股関節前面痛に苦しむアスリートとの間には、運動前およびその後に存在する多数の運動および筋機能の差が症状の発症前後に存在する。
スクリーニングで主な焦点は股関節筋力が弱くなっていることを対処すること。
特に股関節を外側と内側に動かす筋力を検査。
さらに膝を曲げる筋力の強さに対処することも考慮する必要性がある。
リハビリを計画するにあたっては、内転筋の強化と股関節の内外可動域が主な焦点となる。
加えて、股関節内外転の活性化と強さのバランスを慎重に評価し、管理していくということです。
論文の考察では、危険因子で股関節内転筋力の低下を示すこと。
股関節の外転筋力低下が報告されているが、報告されたデータが不足し、対応する著者からの追加データを要求しているためメタ分析に含めることはできなかった。
それにもかかわらず、スクリーニングプログラムでは股関節外転強度の弱化が特に考慮されるべきであるという記載がありました。
まとめ
グロインペイン症候群(股関節前面痛)は股関節周りや膝を曲げる筋力や柔軟性を考慮することが大切と2016年の研究では言われています。
筋力低下の方に対してマッサージをしても効果は出にくいです。
柔軟性が低下している方に筋トレのみ行っても効果は出にくいと思います。
病院でグロインペインと言われてルーツにお越しいただく方の多くは、股関節の筋力低下があります。
リハビリなどで教えられた筋トレをしています!という方であっても、調べてみると自分の体重を支えられないほどの筋力低下が見つかることがしょっちゅうです。
さらに股関節の柔軟性も低下しており、検査で動かしていくと正常な関節角度までいかないうちに痛みが出てきてしまうことが多く見つかります。
実際、下記のように抱えてもらうと施術前は上の段のように硬くなっていることもあります。
2回目にはも少しで胸につきそうなくらいまで改善していました。
体重を支えられるほどの筋力もない、プレーに必要な関節可動性もない。
その上、スポーツで股関節前面の組織に負担を繰り返しかける動作を繰り返していることで痛みが続いたり発症してしまう可能性があります。
筋力低下や柔軟性の低下を残したまま、股関節周りのマッサージや電気を当てる、痛み止めを飲む、安静にするだけでは根本的な解決には残念ながらなりません。
痛みが引いてもまたぶり返したり、いつまでも痛みが続くということになってしまいますので、総合的に状態をチェックしていく必要があります。
あなたの股関節はどうですか?
グロインペイン症候群(鼡径部痛)は筋膜調整で解消!というブログもありますので、ご覧ください!
グロインペインに対してルーツだからできる筋膜への整体
ルーツでは筋肉バランスをしっかりと評価するので、筋力や柔軟性を確認します!
加えて、筋膜調整や運動指導、セルフケアを行いますので、力が入りやすい状態に整えます。
痛みが減ったところで、今度は実際にプレー中にどのような動作で負担がかかっているかをチェックして繰り返しの負荷を減らしていきます。
もちろん発症予防のチェックとしても利用していただけます!
痛みや不安なく、気持ち良くスポーツを楽しんでいただきたいと思っています!
グロインペインでお困りの方はお役に立てることがあるかもしれませんので、ぜひ一度ご相談ください!
ルーツでの実際の施術内容についてはサッカーで痛むグロインペインに筋膜を施術した結果のブログも記事にしておりますのでご覧ください!
実は筋膜調整をどのポイントに行うかで治りにくいグロインペインに変化が出るかどうかが変わってきますので、ぜひご覧ください!
また、グロインペインと骨盤の関係を書いたブログもありますので、ご一読いただければと思います!
お悩みの方はぜひ一度ご相談下さい!
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Physical management Lab.Rootsは仙台の整体でグロインペイン症候群に筋膜リリースで施術するルーツです!
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