動きやすさを追求しています。
宮城県仙台市青葉区の整体で筋膜調整を行うルーツの櫻井です。
捻ったり、寝違えたり、ぎっくり腰になったり。
痛みがあるけど仕事しないとって思うこともありますよね。
痛みを早く良くして部活とか運動をしたいと思う方もいらっしゃると思います!
痛みのお悩みは多いのではないでしょうか。
今回は痛みが出てすぐでも筋膜への施術で痛みがなぜ減っていくのかをお伝えしたいと思います!
炎症がある時期でも筋膜への施術で痛みが減るのはなぜか
痛めてすぐの状態で、患部以外の筋膜を調整することでも症状が軽減されることがあります。
転んで痛めた手首の改善報告などもしたことがありますね。
今回はなぜこのようなことが起こるのかを考察を交えながらお伝えしていきます!
炎症で痛みが強く感じられるメカニズム
組織がダメージを受けていればもちろん痛みを感じるのは当たり前と思います。
全部が全部組織のダメージによるものなのでしょうか?
そのあたりを考えてみます。
関節内には痛みを受け取る受容器と呼ばれる器官があります。
その約1/3は正常な状態では活動していない非活動性侵害受容器と言われています。
炎症が起こると様々な化学物質が放出されたり、組織自体が低酸素状態になると活性化すると言われています。
いったん活性化すると刺激に対して痛みを感じやすくなると言われています。
このような痛みを受け取る器官の性質の変化も関係していることもあるため、ちょっとした動きで痛みを感じることと関係していきます。
<ここまでの参考文献>Schaible HG, Grubb BD.Afferent and spinal mechanisms of joint pain.Pain. 1993 Oct;55(1):5-54.
組織が過度にギュッと伸ばされるような刺激が加わったりして痛みなどの刺激が入ると、回避しようとして反射が起こります。
その反射で神経が興奮します。
主にAδ線維が興奮し、脊髄後角の介在ニューロンを介してα運動ニューロンに伝えられて筋肉に力が入ります。
同時にγ運動ニューロンも刺激されてしまい、筋紡錘の感度が高まり、少しの刺激で筋肉は力が入るようになってしまいます。
そうすると、力を抜くにも抜きにくい常に力が入った状態になることがあります。
こんな状態がしばらく続いていることもあります。
<参考文献>
Johansson H, Sojka P.Pathophysiological mechanisms involved in genesis and spread of muscular tension in occupational muscle pain and in chronic musculoskeletal pain syndromes: a hypothesis.Med Hypotheses. 1991 Jul;35(3):196-203.
筋肉にずっと力が入っていることで、乳酸の蓄積や循環不良による酸欠の状態になっていきます。
また、産生された化学物質が留まります。
交感神経の働きも高まると、血管収縮と合わさり悪循環の出来上がりです。
正常な状態では活動していない非活動性侵害受容器が目を覚まし、ちょっとした刺激にも過敏に反応します。
あっちこっちの筋肉に力が入っていますので、関節を動かすこともしにくい状態になります。
筋膜への施術が良い理由
あっちこっちの筋肉に力が入っていますので、関節を動かすこともしにくい状態。
その状態でストレッチができますか?
過敏な上にギュッと動かされると痛みが相当強くなると思います。
こんなときこそリラックスした姿勢で、穏やかな筋膜リリースを受けてもらうといいですね!
組織がダメージを受けていない場所で痛みと繋がりの強い場所を行ってもらいましょう。
筋膜には痛みを受け取る器官や筋紡錘があります。
筋膜への調整で筋紡錘の過活動を適正化することが求められます。
肩こりのブログで穏やかな筋膜リリースで副交感神経が高まるということもお伝えしています。
このような作用でギュッと力が入ってしまっている部分を解消していきます。
すると非活動性侵害受容器が落ち着いていき、痛みに対する過敏さが減っていきます。
筋膜リリースが終わる頃には「めっちゃ動きます!」という現象が起こることも珍しくありません。
痛めた組織自体を治しているわけではないことはわかりますね。
組織に負担をしばらくかけないようにしましょう。
すぐに痛みが0になるということを言っているのではありません。
しかし、余計な痛みを感じずに組織が治るのを待てるのはとっても楽になるのではないでしょうか?
前十字靱帯を怪我して1週間くらい痛くて足を着けませんということで松葉杖を使ってお越し下さる方で、松葉杖なしで歩けるようになったこともありました。
(膝崩れが起こる場合などがあるので、実施には注意が必要)
「あー、楽!」って言ってもらえることが多いので、もしもの時はご相談ください!
痛みは末梢だけで起こっているわけではありません。
脳などの中枢神経の働きも考える必要があります!
痛みとストレスの関係という記事も書いていて、そちらの方が脳の機能については少しありますので、あわせてご覧ください!
痛めてすぐの筋膜調整での変化の記事も下記でご紹介していますのでぜひご覧ください!
手首の痛みに筋膜調整をした結果。
寝違え後の首の痛みに筋膜調整した結果。
ぎっくり腰からの腰痛の方に筋膜調整した結果。
ルーツだからできる筋膜の整体
あなたは病院に行ったけれども湿布や注射、痛み止め、電気、マッサージなどでは効果があまり感じられなくてお困りではありませんか?
早く症状を改善していきたい方などは、ルーツで筋力、関節が動く範囲を調べ、筋肉や筋膜の状態を確認し調整することや、生活習慣の見直しなどでお身体をケアしていくことでお役に立てるかもしれません!
お悩みの方はぜひ一度ご相談下さい!
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