動きやすさを追求しています。
宮城県仙台市青葉区の整体で筋膜調整を行うルーツです。

最近は筋膜についての記事が多くなっていますが、今回は筋膜と運動についてのお話をします。

パフォーマンス向上や怪我の予防のために筋膜を整えておくべき理由

今回は考察の部分がメインですので、ご了承ください!
結論:筋膜に問題が起こると、筋膜内にある筋紡錘の働きが低下して、筋肉の調整を行いにくくなります。例えば、力が入れにくくなったり(筋力低下)、ずっと力が入りすぎていたり(コリ)してしまいます。筋肉の調整力が低下してしまうということです!
筋紡錘の役割:筋肉にある感覚を受け取る器官。神経と連絡しており、筋肉の収縮状態を伝えて、姿勢や運動の調節に重要な働きをするものです。

詳しくみて行きましょう!
Antonio Stecco, Robert Stern, Ilaria Fantoni, Raffaele De Caro, Carla Stecco. Fascial Disorders: Implications for Treatment
筋外膜の筋膜は自由神経終末を持っていますが、パチニとルフィーニ小体(関節の角度、加速度、圧変化などを感知するところ)はありません。
それにもかかわらず、筋外膜の筋膜は、筋紡錘との密接な関係のために、固有感覚および末梢運動協調において重要な役割を果たしています。
実際に、筋紡錘は筋周膜内に局在し、それらのカプセル状の連結は、筋外膜および筋膜隔膜に連結しています。
Strasmann T, van der Wal JC, Halata Z, Drukker J. Functional topography and ultrastructure of periarticular mechanoreceptors in the lateral elbow region of the rat. Acta Anat 1990;138:1-14.
ラットの回外筋の隔膜を分析することにより、多くの筋紡錘が隔膜の結合組織に直接挿入されることを見出しています。

このように筋膜と筋紡錘の関係があり、筋膜に問題が起こると筋紡錘の働きに影響を与える可能性があります。
身体の一部の筋力低下や筋肉が緩まずに固くなったまま運動すると、他の部分で頑張りすぎて痛みが出てきたりすることもあります。関節を動かせる範囲も狭まってしまいます。
無意識にかばっている状態になると運動の能力も出し切れないままパフォーマンスが上がらないこともあります。
ちょっとずつ筋膜に影響が出てくると、運動している本人は身体をチェックしてもらうまで気がつかないことが多いです。
身体をチェックしてもらい、筋膜リリースを受けると、こんなに動きやすかったの⁉と気がつくことがよくありますよ!

怪我をしている方においては、筋膜がガチガチになっていることが多いです。
我慢しながらプレーしてきたか、痛みをかばってそのような筋膜になったかわかりませんが、筋膜をケアしていくと痛みや柔軟性、筋力もその場で変わることをよく経験します。
ルーツではまずは筋膜をお手入れをしてから筋トレ、ストレッチ、運動など開始してみることをお勧めします!
筋膜調整にとって大切なことは、どこの筋膜を調整しますか?ということです!
痛みを抱える部分の周囲だけに筋膜の問題を抱えているわけではない可能性がありますし、動作を行う際のバランスを考えた調整も必要です!
しっかりと勉強している方に筋膜調整を行ってもらいましょう!

ルーツだからできること

病院に行ったけれども湿布や注射、痛み止め、電気、マッサージなどでは効果があまり感じられなくてお困りの方や、症状を改善していきたい方などは、ルーツで筋力、関節が動く範囲を調べ、筋肉や筋膜の状態を確認し調整することや、生活習慣の見直しなどでお身体をケアしていくことでお役に立てるかもしれません!
お悩みの方はぜひ一度ご相談下さい!

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Physical management Lab.Roots

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