仙台市青葉区で痛みに筋膜リリースを行う整体

動きやすさを追求しています。
宮城県仙台市青葉区の整体で理学療法士が筋膜リリースを行うルーツです。

筋膜は簡単に説明すると筋肉を包んでいる膜のことです。

その筋膜を施術すると柔軟性がUPすることがあります。

テレビなどでも筋膜リリースをしたあとは身体が柔らかくなっているなんてことも放送されていますね!

今回はそんな筋膜と柔軟性のお話です。

今回ご紹介する筋膜リリースは、セラピストが深筋膜という組織を直接触れて、その組織を穏やかに引き延ばしていくという手技です。

深筋膜は筋肉に近い部分の筋膜です。

深筋膜という組織を触り分ける技術が必要になりますので難しい方法ですが、必要以上の力が要らない分、穏やかでソフトな手技です。

テレビなどで紹介されている1人で行う方法とは異なります。

また、後半はちょっと詳しく知りたい方向けの内容になっています。

筋膜リリースがなぜ柔軟性を変えるか

結論:筋膜リリースで深筋膜が移動できる範囲が広がったことと、筋肉が柔らかくなった。
という報告がなされていました。

<参考文献>
Ichikawa K, Takei H, Usa H, Mitomo S, Ogawa D.Comparative analysis of ultrasound changes in the vastus lateralis muscle following myofascial release and thermotherapy: a pilot study.J Bodyw Mov Ther. 2015 Apr;19(2):327-36.

筋膜リリースを行うと、身体の動きに伴って筋膜がスライドする動きが良くなってくれることを超音波(エコー)検査で確認されたということです。

ちなみにこの研究では、12名の参加者でホットパックで温めた時(10分のグループ、20分のグループ)と筋膜リリース(4分)を行った時の深筋膜の移動距離と筋の硬さをみています。

ホットパックのグループでは10分では変化はなく、20分温めると筋の硬さがその場では柔らかくなるように変化していました。

筋膜リリースでは深筋膜の移動距離が広がり、筋の硬さが柔らかくなっていましたということです。

ホットパックで温めるだけでは筋肉に近い深筋膜まで効果は得られないということでもあります。

やはりできれば直接筋膜へ介入すると良いのかもしれません。

筋膜と筋肉の関係から柔軟性を考える

関節可動域制限-病態の理解と治療の考え方.という沖田実先生の本を参考にしています。

言いたいことは、ゴムのように伸びやすい繊維が多い筋肉。

その筋肉が伸びるには、周りにある筋膜も伸びる必要があります。

この筋膜は筋肉に比べて伸びにくい成分でできています。

鶏肉を切った時に白い繊維がなかなか切れなかったりしませんか?

切れないし、伸びにくいです。

筋膜がうまく動かなくなると、筋肉はまだ伸びることができるけども筋膜が伸びない!ということで柔軟性が低下していきます。

ここから先は詳しく知りたい方向けにちょっと詳しくみていきます。

筋肉全体を覆う筋膜を筋上膜、いくつかの筋線維を束ねている筋周膜、個別の筋線維を包み込んでいる筋内膜があります。

これらの3種類の筋膜は結合組織成分で筋肉や色々な組織を包んでいます。

筋膜の主要な成分は水分を除くと、皮ベルトのような伸張性の乏しいコラーゲン線維です。

しかし、網目状に織りなされているために、筋膜全体としては可動性があるのです。

ハンカチを対角線方向に引っ張ると少し伸びやすかったりするのと似ているかもしれません。

伸びにくい繊維の筋膜は網目状の中で水分が減りベタベタになったり動きにくい場所ができると、さらに動きにくくなってしまいます。

ゴムのように伸びやすい繊維が多い筋肉が伸びするには、この筋膜も伸び縮みする必要があります。

筋膜がうまく動かなくなると、筋肉はまだ伸びることができるけども筋膜が伸びない!ということが起こってきます。

そのため筋膜のコラーゲン線維の配列変化が円滑にできないと筋肉が伸びにくくなってしまうということが起こります。

問題のある筋膜を施術すると柔軟性が高まることもよく経験します!

例えば、変形性膝関節症で膝が真っすぐ伸びないという方に筋膜調整をすると膝裏が着くくらい伸びてくることがあります。

変形した骨などがぶつかって邪魔をしていれば筋膜の施術で改善は難しいですが、実際に筋膜が問題でしたということもみられます。

ストレッチをしてもなかなか柔軟性が上がってこなかったり、ストレッチでは伸ばしにくい場所の筋膜があります。

そんな場所には直接的に筋膜調整を行うことが有効になることがあります!

筋肉はゴムと似ていて、引っ張って伸びると強く縮むことができます。

しっかりと筋肉が伸び縮みできる状態を整えることで、本来の機能が発揮できます。

そのため筋肉の機能を発揮するには筋膜を整えることが大切なんです!

生活の中で同じ姿勢を続ける、同じ場所の筋肉を使い続けるなどで知らず知らずのうちに筋膜が硬くなっていきます。

自分の感覚では体調は普通だなと思っていても、筋膜リリースを適切な場所に受けると身体が軽くなったり、力が入りやすくなったり変化を感じることが頻繁にあります。

症状が出る頃になるといつの間にかガチガチになっていることもあります。

症状がひどくなる前に対応するか、症状が治まってもぶり返さないように時々メンテナンスを行ってあげて下さいね!

筋膜に分布ある末梢神経が痛みの感覚情報を検出しているというお話も今後しようと思いますが、そのために筋膜調整で痛みの軽減にも有効になる場合があります!

ルーツだからできること

病院に行ったけれども湿布や注射、痛み止め、電気、マッサージなどでは効果があまり感じられなくてお困りではありませんか?

症状を改善していきたい方などは、ルーツで筋力、関節が動く範囲を調べ、筋肉や筋膜の状態を確認し調整することや、生活習慣の見直しなどでお身体をケアしていくことでお役に立てるかもしれません!

お悩みの方はぜひ一度ご相談下さい!

筋膜リリースを行った症例報告も行っていますので、どんなことが起こっているのか参考になさってください!
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