動きやすさを追求しています。

宮城県仙台市青葉区の整体で筋膜調整を行うルーツの櫻井です。

有痛性外脛骨(ゆうつうせいがいけいこつ)は内側のくるぶしの斜め下にある出っ張りの部分(舟状骨の部分)が痛くなることがあります。

痛みは写真のあたりです!
有痛性外脛骨に筋膜を施術する仙台の整体

過剰骨(退化して本来なら存在しない余分な骨)があることがありますが、外脛骨(がいけいこつ)もその一つです。

外脛骨は女性に多く、両足に出ることが80-90%ほどあります。

日本人では15%程度の割合でみられているようです。

これが痛みを出すと有痛性外脛骨というものになります。

スポーツ活動の盛んな10歳~15歳の思春期に発症することが多い足部の障害として知られています。

繰り返し負担がかかって炎症が起こって痛みが出ることもありますし、捻挫などの怪我がきっかけで症状が出てくることもあります。

安静にしてもなかなか症状が治まらないこともあり、趣味や部活で運動をされる方には運動制限などで思うように身体を動かせなくなってしまうことがあります。

今回は捻挫のように足首を捻って発症した有痛性外脛骨の方を4名をご紹介します!

もしあなたも同じような症状でお悩みでしたら参考にしてみて下さい!

なかなか治らない有痛性外脛骨の症状に筋膜調整した結果報告

1人目は男性の方。

左足に体重をかけると左足の有痛性外脛骨が痛む。

病院では捻挫を原因とする有痛性外脛骨と診断、保存療法となる。

発症から1か月痛みが続いている。

整骨院で捻挫の治療とともに内側の足首の痛みを治療してもらうも改善みられず。

日常生活に支障はないけども、ランニングなど強い衝撃が加わると痛みがあり、趣味のマラソンができずお困りでした。

左側が初回で右側が2回目の施術後!

初回は指2本分くらいかかとを持ち上げると痛みが出ていました。

高くするともちろん痛いという状態。

2回目終了時には、かかとを持ち上げても痛みはなし!

片脚ジャンプで1/10くらいの痛みが少しあるかなくらいの状態になりました!

走るためにどのように運動量をupしていけばいいのかお伝えしているので、慣らしていきましょう!

では有痛性外脛骨に対して、筋膜にどのようなことをしたのか、お伝えしていきます。

検査と筋膜への施術

検査で分かった情報と施術後の状態をご紹介していきます。

痛みは0が痛みなし、10が想像できる最も激しい痛みということで測定しています。

<初回検査>

  • 外脛骨の部分を押す痛み(圧痛)は3-4/10
  • 足首を内側に返す動作は筋力低下と痛み5/10
  • 両足ジャンプ 3-4/10
  • 股関節を外側に開く筋力も低下

筋膜の硬さは黄色い部分、赤は痛みの部分です。
仙台の整体で有痛性外脛骨の筋膜を治療したポイント

足も硬さがありましたが、股関節周辺が特に硬くなっていました!

太もも、股関節の筋膜を調整していくたびに外脛骨を押す痛みが減っていくのを感じていただいて、驚いていました!

これでは痛みのある足だけ治療を受けてもなかなか治らないということが起こっていきます。

バレエダンサーのサポートについて書いてある報告でも言われています!

1回目終了時には圧痛は0-1/10でほとんどなくなりました!

足首を内側に返す動作は筋力がupし、さらに痛みも1/10!

股関節の筋力も申し分なし!

1回目終了後のお話。

「施術の次の日から1週間くらい毎日1日毎に痛み減ってきました!」

筋膜調整をするとその場でも変化が出ることが多いですが、じわじわと調子が良くなるタイプの方もいらっしゃいます!

中には2週間後が一番いいという方も!

2回目終了時には、圧痛、足首を内側に返す動作、片脚かかとあげで痛み0!

片脚でのジャンプはまだ1/10ほんのり痛みが残っていますが、数日かけて徐々に減っていくことを期待しましょう!

ルーツでは施術の効果をみて運動量の増やし方もお伝えしています!

運動量を調整できる方には段階的な方針を立てています。

安全に運動量を増やしていきましょう!

*追記です。
10月下旬のハーフマラソンにエントリーして出場に向けて順調にランニングしながら練習中しているということでした。

どんどんスポーツ楽しんでくださいね!

9か月続く有痛性外脛骨の症状に筋膜調整

2人目のご紹介。

2回ほど足首を捻ってしまい、9か月前から有痛性外脛骨の痛みが始まりました。

外脛骨を下から押すと痛い。他の方向は圧痛なし。

生活の中で痛みが出るのは下記のようになっています。

  • 朝歩くとき
  • 走るとき
  • 履物もモノによって痛いし、ヒールは履けていない

病院では診断を付けてもらっていましたが、経過観察。

鍼、整体などに行って全身を施術してもらったけどあまり変わりなし。

このまま症状続くのは困るということでお越しいただきました。

検査と筋膜調整

詳しくみていくと痛みはこんな具合に見られました。

下から外脛骨を押したときの圧痛 5-6/10

片脚ジャンプ 5-6/10

足の内側を持ち上げて外側で歩く 4-5/10

筋力は足首を内側に捻る後脛骨筋の筋力は少し低下。

その他の筋力は問題なし。

筋膜を確認していくと、やはり足だけでなく、太ももと腰まで問題が起こっていました。

施術後には筋力は回復。

初回で圧痛と足の内側を持ち上げて歩く時の痛みが取れてきました。

それに伴い朝の痛みも減ったそうです。

2回目終了後には片脚ジャンプでの痛みも減っていきました。

運動をされるわけではない方ですが、いざという時に日常で使うくらいの3-5分程度の早歩きから慣らしてくださいとお伝えしました。

仕事で履きたい靴なども少しずつ慣らしてもらえればと思います。

鍼、整体などに行って全身を施術してもらったけどあまり変わりなかった方でしたが、適切なケアで初回から変化を感じてもらえました!

外脛骨の痛みは積極的なケアが大切なのかもしれません!

部活で捻って発症した有痛性外脛骨に筋膜調整

3人目のご紹介。

2日前の部活中に足首を捻って痛めたそうです。

捻挫かと思って病院に行かれて、有痛性外脛骨の診断でサポーターと湿布を処方されたそうです。

有痛性外脛骨が治りにくいということを聞いて早く来ましたと。

まだ炎症期で腫れもあるので、外脛骨はちょっとでも押すと痛いのは仕方ないことですね。

歩くときには体重がかかると痛い。

駐車場からびっこ引いてなんとか歩いてきました。

サポーターを外して足首を動かしてもらうと全然動かせない。

足首を真っすぐに伸ばしても、内側に返すようにしても痛みがあって動かない状態でした。

検査と筋膜調整

足の指の筋力と足首を上に持ち上げる筋力はOK。

股関節の筋力がガタガタでした。

痛めてから力が出にくくなったか、そもそも足を捻った原因も体幹や股関節などにもあったかもしれません。

筋膜を確認してみると、足首周り、両太もも、腰までやっぱり硬い!

両側の太ももに問題が見つかっています。

片側だけでは症状が戻りやすい可能性がありました。

まずは患部にかからないように足首周りの筋膜リリース。

この段階で足首を真っすぐ曲げ伸ばしが痛みなく動かせてきた!

内側に捻る動きはまだ痛い。

ここからが本番!

両太ももや腰まで筋膜調整実施。

その後は、足首を動かした痛みはなくなっています。

本人も、なんで?という顔をされていました!

歩いてみるとサポーターもなく歩けています。

ぎこちなさもだいぶ無くなりました。

筋力をチェックしてみると立ったまま両足で踵上げも痛みなくできるようになりました。

圧痛はちょっと良くなったけど痛い。

まだ炎症によるものが強いのでしょう。

今後の回復が楽しみです。

ビデオとか撮らせていただけばよかったと後悔しているくらいの変わりっぷりでした。

歩く時などは痛みないようにサポーターは付けてもらいますが、サポーターを外して足首を動かせる時間もとても大切です!

今回はこのように動かせるようになって、患部が治ったらすぐにスポーツ復帰できるように、いい準備がで来ていると思います!

今回の施術でこのような結果になった理由をお伝えしていきます。

例え炎症期であっても患部周囲の浮腫み、血行循環の悪化が原因で痛みが出ている部分もあると考えられます。

循環不良で組織の酸欠、痛みを引き起こす物質が溜まってしまうことから痛みを感じやすくなってしまいます。

患部近くを筋膜リリースすることでまずは足首が動きやすくなっていましたので、痛みを抑えるチャンスがありました!

さらに、全く動かさない状態が続くと大脳皮質の一次運動野や体性感覚野の機能が変化してしまい、痛みを抑える機能が働きにくくなる可能性もあります。

脳が痛みを抑えてくれる働きを引き出すことが大切になります。

足首が動かせるようになると、その場で歩いた時の痛みも減っていくのは、痛みは炎症だけの問題ではないということになります。

加えて、両太ももを施術すると足首の動きが良くなり、圧痛が少し減っていました。

結果としては痛みは足首周りの問題、両太ももの問題、さらに脳の機能の問題が関わっていたということです!

患部以外の問題をしっかりと整えておくことで、患部が治ったらすぐにスポーツ復帰できるように準備をしておくことが大切になります!

炎症期であってもケアで痛みを減らし、患部に負担の無い範囲で動かしたり、足が動く感覚を積極的に行うことが必要なことなのです。

こういった準備を痛めた後から行っていくことで、有痛性外脛骨で何か月も症状を抱えずに済むようになっていきます!

痛めた後から適切なケアを行っていただくで痛みが慢性化せずに早く復帰できるようになると思います。

ぜひ有痛性外脛骨でお悩みのあなたも適切なケアを受けて下さいね!

捻挫の腫れは引いたけど症状が残るケース

4人目のご紹介。

サッカーをされている方で足首を捻って痛めた方。

数日前に軽度の捻挫をしたそうです。

腫れは引いたけど、まだ痛いんですよねとお悩みでした。

この方はハイアーチという甲の高い扁平足とは逆のタイプの足でした。

つま先立ちをしてもらうと痛みが出るような状態。

骨のでっぱり部分を押してもらうと0-10点の間で5点くらい痛い。

足とふくらはぎ、太ももまでの施術を実施。

やはり足やふくらはぎだけでは痛みの変化はイマイチ。

施術が終わる頃には、押しても痛くない!
有痛性外脛骨に筋膜調整を受けられるルーツという仙台の整体

写真の親指のように結構ギュッと押してもらっても痛くない!

両脚で全力ジャンプは痛みがなくなりました!

片脚で高く跳んでもらうとまだ痛かったのですが、つま先立ちでも痛かったので、大きな進歩がありました。

次の週には順調に回復して痛みもなく、フットサルの大会にも復帰されていました!

長期化している症状でも変化は出ますが、慢性化する前の方が症状の解決が早いのかもしれません!

悩み続ける前にご相談いただくとスポーツの復帰も早そうです!

外脛骨への整体まとめ

あなたはこんな状態ではありませんか?

  • 痛みが取れるまで安静や活動制限していたが、数か月経った
  • 運動を再開したらまた痛くなった
  • 手術を検討中
  • 手術をしたけどまた痛くなった
  • 痛めたばかりだけど早くスポーツ復帰できるようにしたい

症状が続いている状態では限りある部活の時間がなくなってしまったり、いつまでも趣味の運動を行えないということになってしまいかねません。

こじらせる前に一度、筋膜調整を受けられることをお勧めします。

なかなか治らない場合も筋膜調整が有効なこともあります!

1年以上痛みが続く有痛性外脛骨の方のお悩みにも筋膜調整に頼っていただいておりますのでこちらの記事をご覧ください!

有痛性外脛骨のバレエダンサーに対して復帰までのサポートの記事もあります!

ルーツだからできる筋膜への整体

私が病院で担当していた有痛性外脛骨のバレエと陸上選手も痛みなく競技復帰できていました。

トレーニングに加えて筋膜リリースなどの筋膜調整を取り入れると、より早期に筋力や関節可動域が改善し、除痛できる可能性があります。

病院に行ったけれども湿布や注射、痛み止め、電気、マッサージなどでは効果があまり感じられなくてお困りの方や、手術をしない選択を考えている方、症状を早く改善していきたいと思いませんか?

ルーツで筋力、関節が動く範囲を調べ、筋肉や筋膜の状態を確認し調整することや、生活習慣の見直しなどでお身体をケアしていくことでお役に立てるかもしれません!

お悩みの方はぜひ一度ご相談下さい!

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