動きやすさを追求しています。
宮城県仙台市青葉区の整体で理学療法士が筋膜調整を行うルーツの櫻井です。

あなたはアキレス腱を手術をしたり、ギプスなどで固定をした経験はありませんか?

痛みがなかなか落ち着かなかったり、違和感を抱えていたりしていませんか?

今回は、以前ブログでご紹介した、趣味でバスケットボールをしていた時にアキレス腱断裂をして手術をした30代の男性のお話の30日後です。

初回はアキレス腱断裂の手術後6か月で残る痛みに筋膜調整というブログです。

経過が分かりますので、ぜひご覧ください!

この方は、手術後6か月のところで、アキレス腱は問題ないということで医師の診察は終了になりました。

しかし、アキレス腱の部分が痛くて走れなくて困るという方です。

ちょっとしたときに急ぎ足でも踵が突っ張ると心配になりますし、このまま運動してもいいんだろうかと感じたりするかもしれません。

こういった残ってしまう症状や違和感に対して筋膜調整を行いました!

結果をご覧ください!

そして最後に早歩きや、ジョギング、ジャンプなどで症状が残ってしまっている場合にチェックしてもらいたいことをお伝えします。

アキレス腱断裂の手術後6か月で残る痛みに筋膜調整した30日後の結果

アキレス腱断裂後の一般的な治療で上手くいく方はいいのですが、残念ながらなかなかうまく回復できない方もいらっしゃると思います。

リハビリをあまり受けられなかった方、受けたけれども痛みが残っている方は筋膜調整後の結果を見てください!

アキレス腱断裂の原因と病態

アキレス腱断裂は、踏み込み・ダッシュ・ジャンプなどの動作でふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋) が急激に収縮した時や、着地動作などで急に筋肉が伸ばされたりした時に発生します。腱の退行性変性(いわゆる老化現象)が基盤にあると考えられています。
30~50歳のスポーツ愛好家に多く、レクリエーション中の受傷が多いのが特徴です。公益社団法人 日本整形外科学会 「アキレス腱断裂」

アキレス腱断裂後の一般的な治療

治療は、手術を行わずにギプスや装具を用いて治療する保存治療と、断裂したアキレス腱を直接縫合する手術治療があります。それぞれに長所、短所があるので、治療法は整形外科担当医とよく相談して決めることが大切です。
治療開始後4ヵ月程で軽い運動は可能となりますが、全力でのスポーツ活動ができるのには短くても6ヵ月はかかります。公益社団法人 日本整形外科学会 「アキレス腱断裂」

足首を動かせる角度や筋力を戻しながら運動を行えるようにしていくと4か月ほどで早歩きなどできてもいい時期になります。

しかし、今回の方は6か月でも痛くて早歩きが困難でした。

アキレス腱の痛みに対して筋膜調整!初回の動画


初回は、走ろうとすると痛みが出て走れない状況でした。

片脚で踵を上げることでも痛みが出ていました。

さらに、足首を曲げられる角度も少なくなっていました。

あなたは片脚立ちのところから踵を持ち上げられますか?

足首を曲げられる角度は左右同じくらいですか?

チェックしてみて下さい!

4回目の施術前の状態


効果には個人差がありますが、30日でこんなに変わることができました!

ランニングももちろん大丈夫!

ジャンプの差は今までできなかった分、繰り返し練習する必要はありますが、だいぶ跳ぶことができるようになりました!

7か月前に手術をしたものの、痛みや突っ張り感が残っており、日常に支障が出ている状態でお悩みでした。

大ケガだったということもあり、大変だけど我慢するしかないと思っていたそうです。

ストレッチなどを行っても効果を感じられなかったということでしたが、知人のご紹介でルーツにお越しくださいました!

動画のように1回ごとに足が軽くなって、伸びやすくなっていくのを実感していただきました!

施術を受けて、足の変化にとても驚いたし、正直に嬉しかったですという感想をいただきました!

ふくらはぎの張り感もだいぶ落ち着いていますし、この調子で運動を続けていただくと順調に進んでいくと思います!

しっかりと運動できるようになって良かったですね!

足が一回ごとに楽になっていく感覚を感じて嬉しくなってもらえて私も嬉しいです!

このようになかなか改善しない痛みの原因は必ずしも「痛みの出る場所」にあるわけではありません!

アキレス腱の痛みや症状でお困りの皆さんの足の調子が早く良くなるように、筋膜にも目を向けていただけると良いと思います!

後遺症があるなら、かかとを挙げられるかチェックすると良い理由

結論:アキレス腱断裂後の1年後に行われた片足のかかと上げの高さは、正常な足首の動きを回復する能力に関連していた。
腱の伸びを最小限に抑え、踵の高さを回復させることは、特にジャンプなどの活動性の高い足首の動きに重要かもしれない。

片脚でかかとが挙げられないとジャンプなどの動きが難しくなるかもしませんよ!
ということでしょうか。

<参考文献>
Brorsson A, Willy RW, Tranberg R, Grävare Silbernagel K.Heel-Rise Height Deficit 1 Year After Achilles Tendon Rupture Relates to Changes in Ankle Biomechanics 6 Years After Injury.Am J Sports Med. 2017 Nov;45(13):3060-3068.

少し詳しくみていきます。

アキレス腱断裂後1年時点で、2つのグループに分けた。
➀片脚のかかと上げの高さで30%より大きく左右の足で差があるグループ(かかとの上りが悪いタイプ)
➁片脚のかかと上げで高さの差が15%未満グループ(かかとの上りが左右で少しの差しかないタイプ)

全員の歩き方、ジョギング、ジャンプで足首の運動学、動力学を検査。

患者主体の検査は、アキレス腱トータル断裂スコア(ATRS)、身体活動スケール(PAS)、足および足首アウトカムスコア(FAOS)で評価。

アキレス健の長さは、超音波検査によって評価。

リム対称性指数(LSI = [傷ついた側÷健康側]×100)を側の差として計算した。

アキレス腱断裂後の患者さん平均6年の結果を比較した。

結果:6年後でも、かかとの上りが悪いタイプは足首の動力学的な欠陥が大きかった。
かかとを上げられる高さが低いや、つま先立ちの作業が大変、アキレス腱の長さが増えているなどの差がみられた。

アキレス腱断裂1年の時点で力が入りにくい、かかとが上がりにくいなどの症状があると、平均6年後でもそのまま足首の動きや機能に差が残ってしまう場合があるようです。

アキレス腱断裂後に時間が経っても病院でのケアで症状が治まらない場合

足首の状態を早期に理学療法士にチェックしてもらうことをオススメします!

1年後に力が入りにくいとそのまま平均6年後でも足首の動きや機能に差が残ってしまう場合があります。

自然に治らない種類のもののようです。

走ったり、運動を希望される方は特にケアを早期に開始されるといいですね!

アキレス腱断裂後の後遺症で痛みが残るあなたがチェックすべきことについてもお伝えしているブログがありますので、ご覧ください。

病院に行ったけれども湿布や注射、痛み止め、電気、マッサージなどでは効果があまり感じられなくてお困りのあなたや、早く症状を改善していきたいあなたは、ルーツで筋力、関節が動く範囲を調べ、筋肉や筋膜の状態を確認し調整することが大切になります!

頑固な症状は全身のつながりの中から出ているケースが多く、患部の周囲以外からの原因が複雑に関係していることから症状がなかなか改善しないのかもしれません!

患部外にある患部に影響を与えている筋膜を調整することや、神経系の活動を意識したケアで効果的な施術を提供しています。

お悩みのあなたはぜひ一度ご相談下さい!

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Physical management Lab.Rootsは仙台の整体でアキレス腱の症状に筋膜を施術するルーツです!

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