動きやすさを追求しています。
宮城県仙台市青葉区の整体で筋膜調整を行うルーツの櫻井です。
腱障害は、痛みや機能不全とみなされる最も一般的な障害です。
腱のダメージや変性によって特徴付けられています。
このような腱の障害はスポーツにおいても一般的であり、その蔓延はますます増加しています。
女性よりも男性に多く影響を及ぼし、年齢に伴って腱傷害の一般的発生率が変化します。
そこで今回はそのアキレス腱炎の予防と治療についてお伝えします。
予防したい方はケアしている項目が足りているか、痛みをなんとかしたい方はそのケアができているか確認してみてください!
アキレス腱炎の予防や治療に効果があることってなに?
アキレス腱の痛みがなかなか治らないというあなたには行ってもらいたい運動がありますのでご紹介します。
何度も繰り返してしまうというあなたはアキレス腱に負担をかけすぎている状態の可能性がありますので、予防していきましょう!
原因と症状
スポーツ(特に走る運動)で使いすぎ(オーバーユース)で発症する頻度が多いのがアキレス腱炎。
- 古いシューズ(踵がぐにゃぐにゃしている、クッション機能がなくなっている)
- ふくらはぎの筋肉が固い
- 固い地面で走る
などで痛みを助長するようです。
運動によりアキレス腱に微細損傷が起こり炎症が出ることで痛みも出てしまうということです。
一般的な治療
一般的には下記のように足首周りのケアを中心に行われています。
- 練習量の軽減
- 練習後のアイシング
- 消炎鎮痛剤、湿布の使用
- ストレッチやマッサージ
- 足首の筋力トレーニング
次からは研究論文で紹介されているアキレス腱炎対策方法をご紹介!
アキレス腱炎の予防
一般的な治療の他に悪化をしないように注意する点です。
<参考文献>
Peters JA, Zwerver J, Diercks RL, Elferink-Gemser MT, van den Akker-Scheek I. Preventive interventions for tendinopathy: A systematic review. Journal of science and medicine in sport. 2016 Mar;19(3):205-11.
結果:バランストレーニングを含む長期介入が膝蓋骨およびアキレス腱の痛みの予防に有効であるという限られた証拠があることを示している。
さらに、衝撃吸収の形態のインソールを靴に適応することは、アキレス腱障害の予防効果がある可能性を報告されていました。
ホルモン補充療法は、閉経後の女性のアキレス腱を変化させる危険性を減少させるようである。
ストレッチの積極的な効果についての証拠は見出されなかった。
遠心性収縮訓練とストレッチングを予防的に用いることは、膝蓋腱の異常を伴う無症候性選手の傷害のリスクを高めることさえある。
しかし、限られた量の研究で、多因性の病因、危険因子および予防的介入に関するさらなる研究が必要である。
予防のまとめ
アキレス腱炎の予防としてはバランストレーニングを取り入れるといいということです。
ただしこの論文にはどのようにバランストレーニングを行ったかの詳細ははなかったので、論文が手に入ったらバランストレーニングの内容は解説したいと思います!
アキレス腱だけのケアだけでなく、股関節や体幹などの振る舞いもチェックしてもらいましょう!
加えて衝撃吸収がある中敷きを使うといいでしょうというお話になります。
予防に効果が無いものと注意点
ストレッチではアキレス腱炎の予防にならず、さらに遠心性収縮(挙げた踵をゆっくりと降ろしていくような運動)とストレッチの併用は痛みのない選手が痛んでしまうリスクを高めることさえあるということですので、トレーニングの一環として行うときには注意が必要ですね!
アキレス腱炎の治療について
一般的な治療の他に、研究されている方法をご紹介します!
<参考文献>
Sussmilch-Leitch SP, Collins NJ, Bialocerkowski AE, Warden SJ, Crossley KM. Physical therapies for Achilles tendinopathy: systematic review and meta-analysis. Journal of foot and ankle research. 2012 Jul 02;5(1):15.
アキレス腱炎の介入として遠心性収縮運動と体外衝撃波療法は効果を示されていた。
結論:遠心性収縮運動にレーザー療法や微弱電流を適宜追加することを考慮することができるし、体外衝撃波治療と遠心性収縮運動は同じくらいの効果があったため、代替手段として用いられると筆者は述べていた。
足に着ける装具に関しては有効性があるという論文はなかったようです。
治療のまとめ
対策としては体外衝撃波療法は調べてもらうともしかしたら病院で受けられる場所があるかもしれません。
その他では運動が主になりますが、その中でもアキレス腱炎の対策には遠心性収縮運動がメインになると思われます。
これは階段などに母趾球あたりで乗り、踵を挙げた状態からゆっくりと降りていくような運動です。
膝を伸ばした状態と曲げながらの2種類で15回を3セットを1日2回毎日実施してもらうというもの。
負荷量はリュックなどに何か載せて増やしてもらうようです。
このような運動にレーザー療法や微弱電流を組み合わせてもらうことはいいようです。
機械だけのケアをしている方は運動を取り入れてみるといい結果を得られやすいかもしれません。実施してはいかがでしょうか?
ルーツだからできる筋膜調整
アキレス腱の問題であっても、ふくらはぎだけでなく、足、太もも、殿部など様々な場所の筋膜から影響を受けていることがあります!
足首周りの治療でなかなか症状が改善しなければ、他の場所からの影響が強い可能性があります!
そのため痛みのある場所以外の筋膜もケアしなければ症状が繰り返されたり、いつまでも治らないということが起こってきます。
あなたは病院に行ったけれども湿布や注射、痛み止め、電気、マッサージなどでは効果があまり感じられなくてお困りですか?
症状を改善していきたい方などは、ルーツで筋力、関節が動く範囲を調べ、筋肉や筋膜の状態を確認し調整することや、生活習慣の見直しなどでお身体をケアしていくことでお役に立てるかもしれません!
お悩みの方はぜひ一度ご相談下さい!
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