仙台市青葉区でシンスプリントとアキレス腱炎に筋膜を治療する整体

動きやすさを追求しています。
宮城県仙台市青葉区の整体で理学療法士が筋膜調整を行うルーツの櫻井です。

冬になると駅伝などの長距離を走る競技が増えてくる時期ですね!

長距離選手や運動量の多いスポーツでは、身体の使い方やフォームによっては身体の一か所にオーバーユース(使いすぎ)という状態が起こります。

毎回同じ負荷をかけていると、痛めた後に安静にして落ち着いてきてもまた症状がぶり返してしまうことがあります。

なかなか治らないなんてことも起こってきます。

怪我をしたとしても繰り返さない身体作りも大切ですよね!

まずは怪我の予防が大切ですが、怪我をした後でもどんな人がシンスプリントになりやすいかを把握して繰り返さないように対策することも大切です!

そこで今回はシンスプリントとアキレス腱炎のランナーの特徴についての論文がありましたので、ご紹介します!

どんなランナーが怪我をしやすくなるのかを理解してもらえればと思います!

あなたの状態と照らし合わせてみましょう!

シンスプリントやアキレス腱炎のランナーの特徴

ランナーの怪我は脛骨内側過労性症候群(シンスプリント)、アキレス腱炎、足底腱膜炎が多かった。

ウルトラマラソンを行う方ではアキレス腱炎、膝蓋大腿症候群(膝前の痛み)が多かったという報告があります。
<参考文献>
Lopes AD, Hespanhol Junior LC, Yeung SS, Costa LO. What are the main running-related musculoskeletal injuries? A Systematic Review. Sports medicine (Auckland, NZ). 2012 Oct 1;42(10):891-905.

その中でも脛骨内側過労性症候群(シンスプリント)、アキレス腱炎に関してランナーの特徴が報告されています!
<参考文献>
Becker J, James S, Wayner R, Osternig L, Chou LS. Biomechanical Factors Associated With Achilles Tendinopathy and Medial Tibial Stress Syndrome in Runners. The American journal of sports medicine. 2017 Sep;45(11):2614-21.

特に痛みなどのない人たちと比較した時、アキレス腱炎とシンスプリントを有しているランナーの特徴は4つ報告されていました。

  • より大きなO脚のような姿勢
  • 足首を曲げる関節の動きの低下
  • 踵が離れる時の踵が内側に倒れる動きの増加
  • 足を接地している時の踵が内側に倒れている時間の増加(内側のアーチがつぶれている)

これらの結果は、それらの傷害の発症リスクが高いランナーを同定するのに有益かもしれないと報告されています。

どう対策すればいいの?

元々O脚のような形が強い方は、足首周囲の機能を良好に保つことが大切です!

また、しゃがむときに踵が浮いてしまうというように足首の動きが少ない(実際には股関節や体幹の機能も関わっています)あなたはアキレス腱を伸ばすようなストレッチを念入りに行って関節の動きを保ちましょう。

扁平足のようにアーチが潰れてしまうというあなたは、アーチを保つようなショートフットエクササイズを行ってみて下さい!

論文ではアーチが低下するのを防いでくれるということが言われています!

さらに後脛骨筋や腓腹筋のエクササイズも合わせて実施していただく事をオススメしています。

後脛骨筋は足首を伸ばした状態で内側に足首を捻る動き。

腓骨筋は外側に捻る動きになります。

ゴムチューブなどで抵抗をかけながら鍛えていただくことも良いですよ!

対策のまとめ

長距離を走るような競技や趣味を持たれている方は、足首を曲げる(アキレス腱をストレッチする時の)ように動かす範囲を広げておきましょう!

O脚だったり、扁平足のようにアーチが低下していると踵からフォームが崩れている場合があります。

アキレス腱炎とシンスプリントがあるランナーや予防したい方は一度チェックすると良いかと思います!

アキレス腱炎の予防と治療のポイントについての記事もありますので、すでに痛みが出ているというあなたはぜひご覧ください!

シンスプリントになる人はどこに体重がかかっているかについてお伝えしているブログもありますので、こちらも合わせてご覧ください!

シンスプリントの治療方針という論文で言われているような標準的な治療方針もお伝えしています!

ルーツではさらに筋膜調整も取り入れて早期に改善できるように施術しています!

ルーツだからできること

症状があって病院に行ったけれども湿布や注射、痛み止め、電気、マッサージなどでは効果があまり感じられなくてお困りのあなた。

症状を改善していきたいあなたは、ルーツで筋力、関節が動く範囲を調べ、筋肉や筋膜の状態を確認し調整することや、動作フォームの見直しなどでお身体をケアしていくことでお役に立てるかもしれません!

お悩みの方はぜひ一度ご相談下さい!

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