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腰の変形と腰痛の関係~椎間板編~




今回はヘルニアなどに関連してくる椎間板と腰痛の関係について勉強してみます。
Jarvik JJ, Hollingworth W, Heagerty P, Haynor DR, Deyo RA. The Longitudinal Assessment of Imaging and Disability of the Back (LAIDBack) Study: baseline data. Spine. 2001 May 15;26(10):1158-66. 今日はこちら。

結果はというと、腰痛がなくても椎間板変性が多くみられていました。椎間板になにか起こっているからと言って腰痛があるというわけではなさそうです!詳しく見ていきましょう。

目的:現状で腰痛や坐骨神経痛のない人で腰椎のMRI所見の有病率を判定し、どの所見が年齢または以前の背部症状に関連しているかを調べること。

対象と方法:過去4ヶ月間に腰痛のない被験者148名(平均年齢57歳)をMRI画像で評価。

結果:椎間板変性91%、椎間板脱水83%、椎間板高減少56%、椎間板膨隆64%、椎間板突出32%、椎間板脱出6%が起こっていた。

考察:年齢と現在の腰痛はMRIとは関係は薄い。椎間板膨隆、椎間関節変性は年齢とともに増えるが、以前の腰痛とは関連がなかった。過去に腰痛があったことは椎間板脱出と関連していた。

腰痛がない方でも椎間板になにか変化が起こっていることは多くみられるようです!もし、椎間板が悪くなっていると言われてから、半年などしばらく腰痛が続いている方で、改善が見られない場合は他に原因があるかもしれません。筋膜や筋のバランス、感覚の変化などの影響もあるかもしれません。気になる方はお役に立てることがあるかもしれませんので、ご相談ください。

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