動きやすさを追求しています。
宮城県仙台市青葉区の整体で理学療法士が筋膜調整を行うルーツの櫻井です。

あなたにこんな状態はありませんか?
☑口を大きく開けられない
☑あごの痛みが続く
☑硬い物が食べられない
☑あごから音がする

といった症状をもしかしたらあなたも経験したことがあるのではないでしょうか。
このような状態では美味しくご飯を食べられない、食事が楽しくないなんてことになってしまいかねません。
今回はあごの関節の、顎関節症についてルーツの考え方をお話したいと思います!

顎関節症の治療は、アメリカでは理学療法士が行っています。
しかし、日本では顎関節症の治療に医療保険が使えませんので、理学療法士が直接治療したり、指導することはほとんどありません。
歯科での理学療法というのは簡単なマッサージや開口練習の指導が主なのではないでしょうか。
それでなかなか症状が改善しない場合もあると思います。
そのような時には、しっかりと顎関節の症状が起こっている原因をチェックしてもらうといいのではないかと思います!

顎関節症に対する施術方針

このような症状があったらまずは病院で診てもらってください

☑25mm未満しか口が開かない
☑顎関節部やあごやこめかみが腫れている
☑神経の症状で力が入らない、神経からの痛みや痺れなどがある
☑発熱がある
☑他の関節にも症状がある
☑じっとしていても痛い
虫歯や歯周病などからの痛みの可能性は診てもらってください。

顎関節症の診断と型の基準

私は診断はできませんが、顎関節症の診断基準は大切なので確認しておきましょう。

顎関節症の診断(日本顎関節学会 1998 年)

「顎関節や咀嚼筋等の疼痛、関節(雑)音、開口障害ないし顎運動異 常を主要症候とし、類似の症候を呈する疾患を除外したもの。 」
ということで、顎関節や噛むための筋肉(あご、こめかみ、耳、首など)などに痛みが起こったり、関節の雑音(クリック音やミシミシといった音も)、口が開きにくい(まれに閉じにくい)などの症状が主な症候ということです。

顎関節症の症型分類(日本顎関節学 2001 年改定版)

顎関節症Ⅰ型:咀嚼筋障害(咀嚼筋障害を主徴候としたもの)
顎関節症Ⅱ型:関節包・靭帯障害(円板後部組織・関節包・ 靭帯の慢性外傷性病変を主徴候としたもの)
顎関節症Ⅲ型:関節円板障害(関節円板の異常を主徴候としたもの)
a:復位をともなう関節円板転位(関節円板が戻る)
b:復位をともなわない関節円板転位(関節円板が戻らずズレたまま)
顎関節症Ⅳ型:変形性関節症(退行性病変を主徴候としたもの)
その他(顎関節症Ⅴ型):Ⅰ~Ⅳ型に該当しないもの

ということになっています。
Ⅰ型は筋肉の機能が悪くなっていますよということです!
Ⅱ型はⅠ型で筋肉の働きが悪くなると、次は関節に影響が出てしまい、関節をカプセルのように包む関節包というものや靭帯などの組織に影響が出ているものです。
Ⅲ型は関節の間にある関節円板という組織の異常があるタイプです。
Ⅳ型は関節の変形が進んでしまったものです。

ルーツではⅠ型~Ⅲ型のaまでの方であれば口が楽に開けられるように施術を行うことができると考えています。
Ⅲ型のb:復位をともなわない関節円板転位のように口がほんのちょっとしか開かなくなってしまったという場合は、歯科の先生に関節円板を早いうちに整復してもらうことをお勧めします!
ルーツではⅢ型のbとⅣ型の方について、口を開けられるようにすることは難しいと考えていますが、筋肉や筋膜からの痛みなどの症状を軽減できる可能性があります。

顎関節症で症状を起こしうる原因

☑構造の問題(小さな下顎頭、左右の形の差など)
☑かみ合わせの問題(深いかみ合わせ、奥歯の反対咬合など)
☑筋・筋膜性の問題
☑生活習慣・行動の問題

たくさんある中で4つ主に挙げました。
これらの問題は1つだけでなく、4つの問題が積み重なって症状が出ている可能性があります。
症状が出ない範囲に収まるように1つ、または複数個にアプローチして行く必要があります。

アプローチにはマウスピースやスプリントなどの方法もありますが、
加えて理学療法もあります。
一般的にはマッサージしたり、ストレッチしましょうとか、開口訓練しましょうで簡単に説明が終わってしまうことがあります。
私は理学療法士として勉強してきたので、筋筋膜性の問題と生活習慣・行動の問題を深く掘り下げてお伝えします!

筋筋膜性の問題

咬むのに必要な筋肉:咬筋、側頭筋、外側翼突筋、内側翼突筋

(プロメテウス解剖学より引用)

左の写真のエラのところにあるのが咬筋、頭の横にあるのが側頭筋です。
右の写真で筋肉を切り取って奥を見ると、横方向の筋肉が外側翼突筋、斜め方向が内側翼突筋です。

口を開けるのに必要な筋肉:下顎の下にある舌骨筋群、顎二腹筋などがあります。
口を開ける動作では、舌骨筋群や顎二腹筋などが適切に働くことに加えて、咬筋、側頭筋、外側翼突筋、内側翼突筋が邪魔をしないということがあります!
筋肉が緊張して咬む方向ばかり力が入ってしまうことや、左右で差が出ることも口を開けにくくなる原因となります。
特に外側翼突筋の特に上側は関節円板に付いているので関節円板の動きに強く関わっています。

(プロメテウス解剖学より引用)

片側だけ動きにくいのか、両方機能しにくいのかをチェックしていきます!
顎の動きを確認すると片側が先に動き出してしまい、両方同時に動かないことがあります。
関節の動きが悪くなっていくと、痛みを感じるだけでなく、関節円板の動きまで障害されて口が開かないことがあるということを定義で確認しました。
顎関節症Ⅰ型はこのような筋肉の障害ですし、
Ⅱ型は関節の運動が上手くいかなくなると関節周辺組織に負荷をかけます。
Ⅲ型になると関節円板の動きが障害されてきます。

こういった筋・筋膜性の問題を改善して関節円板の動きや関節の動きを良くして、関節にかかる負担を減らしていくことが大切です!
のちほど施術についてご紹介します!

顎の動きに関連する筋肉を使いすぎて、硬くなってしまうと顎関節はどうなってしまうかということです。
噛みしめていたり、ずっと筋肉を使っていると筋肉自体の酸素や栄養が届きにくくなっていきます。
重苦しくなったり、筋肉痛を起こします。
このような使いすぎの状態が続くと筋膜まで硬くなっていきます。
すると、力を出しにくくなったり、柔軟性が低下したり、循環はさらに悪化していきます。
痛みの物質が循環されずに滞ってしまうこともあります。

上手く筋肉が働きにくい状況になると、
片側の関節だけ動きにくい、もう一方は動かされすぎてしまうということが起こります。
これが繰り返されると関節にダメージが加わることが考えられます。
その状態で筋肉の働きや関節の機能が悪化していくと関節円板の障害まで発展します。
関節円板がズレた状態で過ごすとそのまま整復できずに定着してしまう可能性があるので、早期に整復してもらうことが大切です。
筋筋膜性の問題はこのように顎に影響を与えていきます。

筋膜は痛みを受け取る場所が多く存在しています。
また、力を入れたり抜いたりするのに関係する組織(筋紡錘)も存在しています。
筋膜に対してアプローチすることで、
痛みを感じにくし、力を抜けるように、またタイミングよく力を入れられるようにしていきます。
すると、先ほど挙げた問題を解決するために筋膜に対してアプローチを行うことは有効な1つの手段ということが理解できると思います!

顎関節症の症状に関わる生活習慣・行動の問題

☑歯ぎしり
☑食いしばり
☑上下の歯と歯がいつも当たっている
☑長時間ガムなどの噛みすぎ
☑悪い姿勢(猫背や顔を傾けているなど)
☑片方の歯だけで物を噛む
☑爪を噛む癖
☑ストレスをため込む(家庭・職場などでのストレスも)

いくらマウスピースや筋筋膜に施術を行っても、噛みしめが続いたり、ガムを長時間噛むことや悪い姿勢でいることになると顎の筋肉の状態が良くなっていかないこともあります。
姿勢が悪いと、首の筋肉などからまた硬くなってしまい筋肉の機能障害が起こってしまいます。
ガムなどを長時間噛んでいると、それだけで顎関節に負担が掛かったり、筋肉の疲労が出て症状を誘発することもあります。
歯ぎしりや食いしばりだけでなく、上と下の歯と歯がいつも当たっているということも顎関節に強く負担がかかってしまうので、注意が必要です。
食べ物を良く噛んで食事をすることはとても大切なことですので、その前提で他の時には顎の筋肉を休めておきましょうということです。

近年では長く続く慢性的な痛みにはストレスが関わっているということが疼痛学会などでも言われています。
ストレスが原因で脳の痛みを抑えてくれる働きが鈍くなってしまうことがあるのです。
ストレスをため込むことで痛みを感じやすくしてしまっている可能性もあります。
ストレスをため込まないことや、有酸素運動などをして軽く汗をかく程度の運動を行いましょう!

ルーツの施術内容

1. 軟部組織へアプローチ
2. 関節へアプローチ
3. 生活習慣へアプローチ

ルーツではまず軟部組織(筋肉や筋膜などの柔軟性がある組織)にアプローチします。
Ⅰ型のように筋肉の機能障害→Ⅱ型の関節の問題が出るので、先に関節を調整しても、筋肉の機能が悪いままだとすぐに関節の機能が悪くなってしまうことがあるからです。

口に対してストレッチはなんといっても行いにくいのです。
さらに、そもそも口が開きにくいところでストレッチをするとなると普段以上に行いにくくなりますし、筋肉が伸びにくいので効果も発揮しにくいのです。
顎の各筋肉をそれぞれストレッチするのもとても大変な作業となります。

そこで、より効果的な方法は筋膜リリースです!
直接筋膜を触れるので、楽な姿勢で行うことができますし、狙った筋膜を施術できます!
表面にある咬筋や側頭筋は比較的筋膜リリースを行いやすい(筋膜の感覚を触り分けるのは難しい)のですが、外側翼突筋、内側翼突筋のように深い位置にあると手先の感覚や、技術を特に磨く必要があります。
猫背や頭が傾いているという悪い姿勢からの影響もあるので、顎関節以外の部分にも施術が必要なことがあります。
首や腕、腰までチェックすることもあります!
左右のバランスを取るように施術していきます。
筋肉がタイミングよく動いてくれるか、
関節の動きを引き出してくれるか、
または動きの邪魔をしないか、
動く必要が無いときにはしっかりとゆるむことができるか、
などをチェックしていきます。

ここまでは一般的なこと。

筋膜調整が大切な理由は他にもあります!

筋膜は全身をウエットスーツのように覆っています。
そのため、あごの周辺や頭、首だけでなく、手や足などの患部から遠い場所からの影響を受けることもあるんです!
例えば左手の筋膜が硬く強く引っ張られていると、左の顎の筋膜まで常時引っ張られてしまい影響を受けることもあります!

身体の動きは一つの筋肉だけでなく、いくつかの筋肉が連動して動きます。
前後に動かす、左右の横に傾ける、左右に捻る動きに関わる6本の筋膜のつながりがあります!
腱膜と言われる、アキレス腱のような腱の近くに存在する腱膜の4本のつながりがあります。
これらがバランスよく動いていますか?
ということを意識して調整することが大切です!
筋膜と腱膜は全身の関係性を確認していく必要があるのです。

その後もまだ残る症状には関節調整(関節モビライゼーション)を行います。
この手技はとても穏やかな調整です。

このようにして得られた施術効果を保っていくために、先ほど挙げたような生活習慣も気を付ける必要があります!
筋膜調整で見つかった問題点に対してはセルフケアもお伝えしています!
長く症状が続く状態であれば日常でも顎の痛みが無いまたは僅かな範囲で開口する練習や、顎を動かす練習を行うことも大切です!
効果的な施術と、セルフケアで早期にお悩みを解決できるようにサポートしていきます!

まとめ

はじめに、整体よりも病院に行かなければならない症状をお伝えしました。
経過観察だったり、理学療法が良いでしょうとなればそういった知識のある方にみてもらうといいでしょう。
顎関節症の診断と型の基準があって、特徴を表しています。
症状を起こしうる原因が様々あって、それらの中で抑えられるものを対処していくことになります。
筋筋膜性の問題は施術やセルフケアで、そして生活習慣・行動に注意するということになります。

日本顎関節学会の「顎関節症に対する初期治療の診療ガイドライン」にもあるように、まずは後戻りのできない歯を削る治療の前に、
マウスピース(スプリント)、筋筋膜性の問題や生活習慣の見直しを選択されることがいいのではないかと私も考えています!
筋筋膜性の問題を専門的に対処してもらったり、加えて生活習慣の見直しでどうにもならなかった場合に、歯を削るなどの治療も考慮するといいのではないでしょうか。
顎関節症の症状が治まった後に、歯並びを綺麗にしたいとか、食べ物を咀嚼しやすくしたいという希望があれば、その順序で治療してもらうと良いと思います。

顎関節症の痛みの管理と治療法について
こちらの記事にも顎関節症のことを書いておりますので、ご一読いただければと思います。

ルーツだからできること

ルーツでは筋膜調整で動きやすいお身体を整えてから、効果的な運動もお伝えして、できるだけ早く効果を感じていただけるようにしています!

病院に行ったけれども痛み止め、マッサージなどでは効果があまり感じられなくてお困りの方や、症状を改善していきたい方などはルーツで筋力、関節が動く範囲を調べ、筋肉や筋膜の状態を確認し調整することや、生活習慣の見直しなどでお身体をケアしていくことでお役に立てるかもしれません!
お悩みの方はぜひ一度ご相談下さい!

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